皮膚 湿疹 薬。 皮膚の湿疹・カサカサ・ただれなどのかゆみに使う薬は?ステロイドについても説明

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主な 湿疹の症状 湿疹の症状には主に次のものがあります。 かゆみ かゆみは皮膚に炎症が生じたり、ヒスタミンという物質が体内で発生したりすることで起こります。 かかずにはいられないほどのかゆみが出ることもあります。 かゆみは弱い痛みだと考えられていますが、最近になってかゆみの原因を作る物質が発見されるなどかゆみに関する研究は日ごとに進められています。 赤いぶつぶつ・ざらざら 皮膚が赤くなることを「紅斑(こうはん)」と呼び、ぶつぶつは「丘疹(きゅうしん)」と呼びます。 紅斑が生じるのは毛細血管が拡張するためで、丘疹は毛細血管が増大して血漿(けっしょう)が血管の外に漏れ出すことで皮膚が盛り上がってできるものです。 水ぶくれ 小さな水ぶくれのことを「小水疱(しょうすいほう)」と呼びます。 皮膚の表皮という一番上の層に水がたまることで、皮膚が盛り上がって見えます。 化膿 症状がさらに進むと化膿します。 化膿は「膿疱(のうほう)」と呼ばれ、傷口から細菌に感染し、炎症を起こして膿んでしまった状態のことです。 びらん・潰瘍(かいよう びらんとは、ただれのことです。 皮膚の表層にある表皮が赤くただれ、欠損している状態です。 これが真皮という表皮の下にある層にまで到達すると「潰瘍」になります。 潰瘍になると治っても痕が残ります。 かさぶた かさぶたのことを「痂皮(かひ)」と呼びます。 皮膚に膿や血液、表皮の角質などが凝固している状態です。 落屑(らくせつ) 皮がむけてポロポロとはがれる状態のことです。 接触皮膚炎 皮膚への物理的刺激やアレルギー反応によって皮膚がかぶれるものです。 赤くなったり、水疱ができたりして湿疹症状が出ます。 脂漏性皮膚炎 頭部や顔、脇など皮脂分泌が活発な部位に出現します。 黄色のかさぶたができたり、皮膚が赤くなったりします。 貨幣状皮膚炎 体に貨幣の形のような円形の湿疹が現れ、強いかゆみが出ます。 足や腕、手指や体幹にも生じ、冬にやや多いようです。 自家感作性皮膚炎 体がもともと持つアレルギー性反応により、全身の各所に赤いぶつぶつが出たり、腫れたりして激しいかゆみが生じます。 軽度の湿疹やかぶれが悪化して起きることもあります。 皮脂欠乏性湿疹 加齢や入浴で体を洗いすぎるなどが原因で、皮脂が減った状態を「乾皮症」といいます。 この乾皮症の肌に何らかの刺激が加わり、湿疹になったものです。 皮膚がカサカサになり、強いかゆみが出ます。 酒さ様皮膚炎 「酒さ」という顔が赤くなる症状の病態によく似ている皮膚炎であることからこう呼ばれます。 顔に赤みが生じたり、ニキビのようなぶつぶつが出たりします。 ステロイドという薬を塗り続けることなどが原因と考えられています。 汗疱(かんほう) 手のひらや足の裏に直径2~5mmほどの小さな水疱が多く散らばるように出るものです。 原因は不明のことが多いですが、金属アレルギーとして生じることもあります。 手湿疹 「主婦湿疹」とも呼ばれるもので、日常的に接する水や洗剤などで肌のバリア機能が損なわれ、皮脂が少なくなることで生じるのが一般的です。 手のひらや指が乾燥して赤くなります。 悪化するとヒビ割れてかゆみや痛みが生じることもあります。

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主婦湿疹(手湿疹)の対策|セルフケアと市販薬の選び方

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手荒れ治療・手湿疹専門外来 かゆみ・水疱・酷い手湿疹対応! 《お近くの病院でも治らない手荒れはJR大森駅の大木皮膚科までご相談ください》 皮膚科に通っても・・・手荒れがなかなか治らない・酷い手湿疹はどうしたら治るの?・・手荒れはひび割れや水泡形成・皮が剥けてしまい、市販のクリームや近くの病院に通っても治らないという方が多いですね。 ステロイド外用を塗ると多少良くなっても、すぐに悪くなってしまうというケースがよく見られます。 手荒れとは? 手荒れとは、皮膚が敏感な方・アトピー体質などの方にできやすく、一端悪化してしまうとなかなか治らない方多い疾患です。 適切な外用剤+保湿ケアと伴に、刺激となる原因を避ける工夫が治療上必須となります。 手荒れには以下の3つの原因が重なり治らないと考えられます 1,外的刺激による皮脂減少 手の皮膚表面には 皮脂膜という保護膜がありますが、水仕事など、お湯や洗剤をよく使ったり、パソコンや紙、お札などの繰り返す刺激により 皮脂が過剰に取れてしまうことがきっかけとなります。 別名、 主婦湿疹とも云われ特に主婦、飲食店員、美容師、事務職員、作業員の方など手を使う人に出来やすい傾向にあります。 2,皮膚バリア機能の低下による様々な湿疹変化(かぶれ) 元来、手の皮膚は厚い角質層(20-30層以上)を持ち、基本的には外力に対して丈夫に出来ています。 一方、手は 汗腺が多く汗はたくさん出ますが、毛穴がなく皮脂はあまり出ません。 そのため一度乾燥するとなかなか皮脂が回復せず、刺激を受けやすい状態になり様々なかぶれや湿疹変化が見られるようになります。 3,手荒れになりやすい体質・素因 同じように仕事をしていても手荒れになりやすい方、なりにくい方がいらっしゃいます。 刺激に敏感な体質(バリア機能が弱い)、アトピー性皮膚炎などの敏感肌の方にできる傾向にあります。 一般的に冬に悪くなり、夏にはよくなる方が多いです。 症状・治療のポイント 手荒れの初期には、おもに利き手から症状が現れ、親指、人差し指、中指などの指先から始まり、「 小水疱、びらん、カサカサ(落屑)、皮膚が硬くなる(角化)、ひび割れ」などが起こります。 慢性化して皮疹が悪化してくると、皮膚がざらついたり(苔癬化)、ジクジクと浸軟したりして 単純にステロイド外用塗布だけでははく【重層療法】(ステロイド外用+亜鉛華軟膏の重ね塗り)が有効です。 一方、弱い刺激が繰り返し加わると、表皮の角質細胞が弱り角化出来ない状態となり、次第に 皮膚が薄く(菲薄化)なり指紋が なくなるなどの症状がでてきます。 その場合は慢性的な刺激が主な原因ですので、 刺激をなるべく避けるように心掛け保湿剤(プロぺト+亜鉛華など)を1日5-6回以上頻回に使って常に皮膚を保護しておくこと、特に悪い部分にはガーゼをまき、綿手袋or綿ネットで覆っておくなども良いでしょう。 ステロイドのランクは少し落とした方が皮膚の回復が良い印象です。 具体的に皮膚の状態を拝見してお薬の塗り方をお話するようにしています。 手湿疹は、 手を使っていると悪化しますが、手を休ませると良くなるという性質があります。 理想論となりますが軟膏を塗り、ガーゼで保護した上で綿手などでガードして何もしないこと、が 一番良いのですが日常生活を送りながら、なかなそう言う訳にもいきません。 そのため、如何に 外的刺激を回避(or 中止)していくかを患者さん自身が工夫することが何よりも大切となります。 使われるお薬ってなにがあるの? 外用剤による治療 ・ステロイド外用剤(副腎皮質ホルモン剤) 現時点において手荒れによる湿疹の炎症を十分に鎮静化し、 有効性と安全性が科学的に立証されているのはステロイド外用剤のみです。 皮疹の重症度に見合った適正なランクのものを使用することで皮疹をすみやかに消退させる、とても有効なお薬であると言えます。 注意することは、 ステロイド外用剤は手荒れを治す(完治させる)お薬ではないということです。 あくまで炎症を抑えていくために必要な対症療法として用いられると考えるべきでしょう。 大切なことは 適切なスキンケア・保湿と刺激からの防御対策を行っていくことで、ステロイド外用剤のみに頼った治療を行わないことです。 ステロイドの副作用とは? アレルギーを抑える代わりに 免疫や細胞の成長なども抑制されます。 長期の使用によって 皮膚菲薄化、毛細血管拡張などが出ます。 教科書を見ると手は厚い角質層を持つためstrongest(最高ランク)のものまで使っても大丈夫との記載が見られますが、繰り返す刺激による指紋が薄くなるパターンの方に 強いステロイドを塗るとますます皮膚が薄くなってしまうのも問題点です。 手あれに使用するステロイドは長期的にはstrong~mild(3~4番目の強さ)のものを選択するほうが良いのではと考えます。 ・保湿剤 手荒れで弱った皮膚は、 表皮角質層に小さな傷が沢山ある状態です。 保湿の基本はワセリン基剤(プロペトなど)・亜鉛華軟膏で、肌の状態が回復するに従ってヘパリン類似物質(ヒルドイド、ビーソフテン)や尿素軟膏(パスタロン、ウレパール)、サリチル酸ワセリンなども併用します。 手あれの患者さんでは、皮膚の角質バリア機能が通常の方より低くなっているため、1日にこまめに何回もしっかり保湿を行っていくことが治療の基本です。 かなり、しっとりする割に、しっかり塗り伸ばすと意外にさらっとしますよ。 内服薬等よる治療 ・抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤 抗アレルギー剤には、 今ある痒みを止める作用と、飲み続けることで痒みを出にくくする作用も期待されます。 痒みが強く、つい引っ掻いてしまう・夜中にかきむしっているなどある場合には、痒みを押さえるために内服薬も使った方が良いと思います。 手荒れの治療においても皮疹を改善させるのは、あくまで外用療法が基本となります。 ・漢方治療 通常のステロイド外用、保湿のみで改善がみられない方でも、漢方薬で改善の見られることもあります。 漢方治療では症状や体質に応じて、 血の巡りを整えたり、冷えを改善する方薬が使われることが多いです。 手を使わなければ良くなるのですが、現状の仕事や家事をいきなり止めるわけにもいきません。 ステロイド外用は酷い皮疹にはある程度必要ですがあくまで対症療法であり、手荒れを治すには、 まずは刺激を避けること(綿手袋を使う・洗剤、シャンプー等は敏感肌用)、保湿を1日に何回も使って手を保護しながら適宜ステロイド外用も使っていくことが肝要と思われます。 なぜ手荒れが出来るのかを患者さん自身がご理解いただき、 出来る対策をひとつずつ工夫し行っていくことが王道だと考えます。 下記の事項は全ての方に当てはまるわけではありませんが、ご自分の生活にあてはめてどのような対策をしたら良いか、のヒントとしていただけましたら幸いです。 1,刺激からの回避、防御対策 ・まず、 水(特にお湯)を使いすぎないことが大切です。 (人の皮脂はお湯に容易に溶けだしてしまい乾燥を助長します。 ) ・洗剤、シャンプー、消毒、ほこり、アルコール等の刺激を避けましょう。 ・なるべく仕事で 必要なとき以外は綿手袋を常にして保護を続ける。 (綿100%生地の方が肌の組成に近く刺激が少ないので綿のものを選ぶ) ・水仕事のときは、 ゴム手袋or 使い捨て手袋の下に薄手の綿手袋をする。 (ひび割れ=手の皮膚が傷だらけの状態では、軟膏基剤のお薬を塗る方が傷を治すのに合理的です。 怪我をして擦り傷が出来たときに何を塗りますか?) ・保湿剤 はこまめに1日に5-6回以上塗るのが効果的です。 手洗いや水仕事の度に塗布する方が良いでしょう。 ・ 水仕事の前・後にもよく擦り込んでおくことで、皮膚に保護膜を作り刺激からの防御となります。 3,外用剤等による治療 ・ジクジクしている場合は日常生活にも支障をきたすので、炎症やかゆみの程度にあわせて ステロイド外用、亜鉛華軟膏の重ね塗り(重層法)、抗アレルギー薬の内服なども行います。 ひび割れに対してテープ剤も使われます。 ・指先などの 皮膚が薄くなっている方ではステロイドのランクを下げた方が肌の自然な回復を妨げないと思います。 ・夜寝る前には保湿をしっかり行い症状の強いところにはガーゼ、綿手袋等を使用して、 1日1回は手の皮膚をしっかり休ませることが大切です。 4,手荒れは油断大敵 ・どのような時に痒みが出るのか観察し、刺激を避けるなど工夫もしましょう。 ・湿疹は痒みが取れても、 ザラザラ、かさつきが残る場合は皮膚に様々な炎症細胞が残ってます。 ステロイド外用も適宜使用しつつ、刺激の回避、保湿をしっかり続けることが大切です。 ・皮膚の状態が改善し常に綿手をしておく必要がなくなり、保湿をこまめに行っておくことで良い状態をキープしておくことが治療目標となります。 上記の内容をご理解いただき、ご自分の日常生活に合わせた工夫をしっかり実行出来る方は、 長年続く手あれも徐々に改善していくことが多い印象です。 皮膚が少し改善してきた場合は市販のハンドクリームを用いても、ご自分に合ったものであれば構わないと思います。 市販品は値段は高い反面、セラミドなど医薬品では使えない成分が入った良質のものもあります。 (医師用掲示板でマイケル療法として記載あり) 《なかなか治らない手荒れは大田区 JR大森駅北口の大木皮膚科まで是非ご相談ください》.

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手荒れ治療・手湿疹専門外来 かゆみ・水疱・酷い手湿疹対応! 《お近くの病院でも治らない手荒れはJR大森駅の大木皮膚科までご相談ください》 皮膚科に通っても・・・手荒れがなかなか治らない・酷い手湿疹はどうしたら治るの?・・手荒れはひび割れや水泡形成・皮が剥けてしまい、市販のクリームや近くの病院に通っても治らないという方が多いですね。 ステロイド外用を塗ると多少良くなっても、すぐに悪くなってしまうというケースがよく見られます。 手荒れとは? 手荒れとは、皮膚が敏感な方・アトピー体質などの方にできやすく、一端悪化してしまうとなかなか治らない方多い疾患です。 適切な外用剤+保湿ケアと伴に、刺激となる原因を避ける工夫が治療上必須となります。 手荒れには以下の3つの原因が重なり治らないと考えられます 1,外的刺激による皮脂減少 手の皮膚表面には 皮脂膜という保護膜がありますが、水仕事など、お湯や洗剤をよく使ったり、パソコンや紙、お札などの繰り返す刺激により 皮脂が過剰に取れてしまうことがきっかけとなります。 別名、 主婦湿疹とも云われ特に主婦、飲食店員、美容師、事務職員、作業員の方など手を使う人に出来やすい傾向にあります。 2,皮膚バリア機能の低下による様々な湿疹変化(かぶれ) 元来、手の皮膚は厚い角質層(20-30層以上)を持ち、基本的には外力に対して丈夫に出来ています。 一方、手は 汗腺が多く汗はたくさん出ますが、毛穴がなく皮脂はあまり出ません。 そのため一度乾燥するとなかなか皮脂が回復せず、刺激を受けやすい状態になり様々なかぶれや湿疹変化が見られるようになります。 3,手荒れになりやすい体質・素因 同じように仕事をしていても手荒れになりやすい方、なりにくい方がいらっしゃいます。 刺激に敏感な体質(バリア機能が弱い)、アトピー性皮膚炎などの敏感肌の方にできる傾向にあります。 一般的に冬に悪くなり、夏にはよくなる方が多いです。 症状・治療のポイント 手荒れの初期には、おもに利き手から症状が現れ、親指、人差し指、中指などの指先から始まり、「 小水疱、びらん、カサカサ(落屑)、皮膚が硬くなる(角化)、ひび割れ」などが起こります。 慢性化して皮疹が悪化してくると、皮膚がざらついたり(苔癬化)、ジクジクと浸軟したりして 単純にステロイド外用塗布だけでははく【重層療法】(ステロイド外用+亜鉛華軟膏の重ね塗り)が有効です。 一方、弱い刺激が繰り返し加わると、表皮の角質細胞が弱り角化出来ない状態となり、次第に 皮膚が薄く(菲薄化)なり指紋が なくなるなどの症状がでてきます。 その場合は慢性的な刺激が主な原因ですので、 刺激をなるべく避けるように心掛け保湿剤(プロぺト+亜鉛華など)を1日5-6回以上頻回に使って常に皮膚を保護しておくこと、特に悪い部分にはガーゼをまき、綿手袋or綿ネットで覆っておくなども良いでしょう。 ステロイドのランクは少し落とした方が皮膚の回復が良い印象です。 具体的に皮膚の状態を拝見してお薬の塗り方をお話するようにしています。 手湿疹は、 手を使っていると悪化しますが、手を休ませると良くなるという性質があります。 理想論となりますが軟膏を塗り、ガーゼで保護した上で綿手などでガードして何もしないこと、が 一番良いのですが日常生活を送りながら、なかなそう言う訳にもいきません。 そのため、如何に 外的刺激を回避(or 中止)していくかを患者さん自身が工夫することが何よりも大切となります。 使われるお薬ってなにがあるの? 外用剤による治療 ・ステロイド外用剤(副腎皮質ホルモン剤) 現時点において手荒れによる湿疹の炎症を十分に鎮静化し、 有効性と安全性が科学的に立証されているのはステロイド外用剤のみです。 皮疹の重症度に見合った適正なランクのものを使用することで皮疹をすみやかに消退させる、とても有効なお薬であると言えます。 注意することは、 ステロイド外用剤は手荒れを治す(完治させる)お薬ではないということです。 あくまで炎症を抑えていくために必要な対症療法として用いられると考えるべきでしょう。 大切なことは 適切なスキンケア・保湿と刺激からの防御対策を行っていくことで、ステロイド外用剤のみに頼った治療を行わないことです。 ステロイドの副作用とは? アレルギーを抑える代わりに 免疫や細胞の成長なども抑制されます。 長期の使用によって 皮膚菲薄化、毛細血管拡張などが出ます。 教科書を見ると手は厚い角質層を持つためstrongest(最高ランク)のものまで使っても大丈夫との記載が見られますが、繰り返す刺激による指紋が薄くなるパターンの方に 強いステロイドを塗るとますます皮膚が薄くなってしまうのも問題点です。 手あれに使用するステロイドは長期的にはstrong~mild(3~4番目の強さ)のものを選択するほうが良いのではと考えます。 ・保湿剤 手荒れで弱った皮膚は、 表皮角質層に小さな傷が沢山ある状態です。 保湿の基本はワセリン基剤(プロペトなど)・亜鉛華軟膏で、肌の状態が回復するに従ってヘパリン類似物質(ヒルドイド、ビーソフテン)や尿素軟膏(パスタロン、ウレパール)、サリチル酸ワセリンなども併用します。 手あれの患者さんでは、皮膚の角質バリア機能が通常の方より低くなっているため、1日にこまめに何回もしっかり保湿を行っていくことが治療の基本です。 かなり、しっとりする割に、しっかり塗り伸ばすと意外にさらっとしますよ。 内服薬等よる治療 ・抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤 抗アレルギー剤には、 今ある痒みを止める作用と、飲み続けることで痒みを出にくくする作用も期待されます。 痒みが強く、つい引っ掻いてしまう・夜中にかきむしっているなどある場合には、痒みを押さえるために内服薬も使った方が良いと思います。 手荒れの治療においても皮疹を改善させるのは、あくまで外用療法が基本となります。 ・漢方治療 通常のステロイド外用、保湿のみで改善がみられない方でも、漢方薬で改善の見られることもあります。 漢方治療では症状や体質に応じて、 血の巡りを整えたり、冷えを改善する方薬が使われることが多いです。 手を使わなければ良くなるのですが、現状の仕事や家事をいきなり止めるわけにもいきません。 ステロイド外用は酷い皮疹にはある程度必要ですがあくまで対症療法であり、手荒れを治すには、 まずは刺激を避けること(綿手袋を使う・洗剤、シャンプー等は敏感肌用)、保湿を1日に何回も使って手を保護しながら適宜ステロイド外用も使っていくことが肝要と思われます。 なぜ手荒れが出来るのかを患者さん自身がご理解いただき、 出来る対策をひとつずつ工夫し行っていくことが王道だと考えます。 下記の事項は全ての方に当てはまるわけではありませんが、ご自分の生活にあてはめてどのような対策をしたら良いか、のヒントとしていただけましたら幸いです。 1,刺激からの回避、防御対策 ・まず、 水(特にお湯)を使いすぎないことが大切です。 (人の皮脂はお湯に容易に溶けだしてしまい乾燥を助長します。 ) ・洗剤、シャンプー、消毒、ほこり、アルコール等の刺激を避けましょう。 ・なるべく仕事で 必要なとき以外は綿手袋を常にして保護を続ける。 (綿100%生地の方が肌の組成に近く刺激が少ないので綿のものを選ぶ) ・水仕事のときは、 ゴム手袋or 使い捨て手袋の下に薄手の綿手袋をする。 (ひび割れ=手の皮膚が傷だらけの状態では、軟膏基剤のお薬を塗る方が傷を治すのに合理的です。 怪我をして擦り傷が出来たときに何を塗りますか?) ・保湿剤 はこまめに1日に5-6回以上塗るのが効果的です。 手洗いや水仕事の度に塗布する方が良いでしょう。 ・ 水仕事の前・後にもよく擦り込んでおくことで、皮膚に保護膜を作り刺激からの防御となります。 3,外用剤等による治療 ・ジクジクしている場合は日常生活にも支障をきたすので、炎症やかゆみの程度にあわせて ステロイド外用、亜鉛華軟膏の重ね塗り(重層法)、抗アレルギー薬の内服なども行います。 ひび割れに対してテープ剤も使われます。 ・指先などの 皮膚が薄くなっている方ではステロイドのランクを下げた方が肌の自然な回復を妨げないと思います。 ・夜寝る前には保湿をしっかり行い症状の強いところにはガーゼ、綿手袋等を使用して、 1日1回は手の皮膚をしっかり休ませることが大切です。 4,手荒れは油断大敵 ・どのような時に痒みが出るのか観察し、刺激を避けるなど工夫もしましょう。 ・湿疹は痒みが取れても、 ザラザラ、かさつきが残る場合は皮膚に様々な炎症細胞が残ってます。 ステロイド外用も適宜使用しつつ、刺激の回避、保湿をしっかり続けることが大切です。 ・皮膚の状態が改善し常に綿手をしておく必要がなくなり、保湿をこまめに行っておくことで良い状態をキープしておくことが治療目標となります。 上記の内容をご理解いただき、ご自分の日常生活に合わせた工夫をしっかり実行出来る方は、 長年続く手あれも徐々に改善していくことが多い印象です。 皮膚が少し改善してきた場合は市販のハンドクリームを用いても、ご自分に合ったものであれば構わないと思います。 市販品は値段は高い反面、セラミドなど医薬品では使えない成分が入った良質のものもあります。 (医師用掲示板でマイケル療法として記載あり) 《なかなか治らない手荒れは大田区 JR大森駅北口の大木皮膚科まで是非ご相談ください》.

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