下痢 が 続く 理由。 下痢が続くのは肝臓が原因!?肝機能の低下でおこる下痢の症状

腹痛なしの軟便・下痢便が続くのが気になる。大丈夫!?

下痢 が 続く 理由

一過性の下痢と違って、なんとな~くゆるいウンチが続くのが「軟便」です。 下痢でもない、腹痛なし、なのになぜか毎日 軟便になるという方は結構いるようですね。 軟便は軟便で厄介なんですよね。 残便感でどうにもスッキリしないから1日に5回も6回もトイレに駆け込むことになったりします。 つまり軟便体質を解消する方法はこれらということになりますね。 こちらでは ・軟便と下痢の違い ・軟便の危険性 ・軟便の治し方 ・軟便や下痢を解消するサプリメント についてお話していきたいと思います。 軟便と下痢の違い 厳密な軟便と下痢の違いを言うと、便に含まれる 水分量にあります。 ただ私たちは日常生活において自分の便の水分量をいちいち計測なんかしませんから、ここの違いについてはざっくりと 理想的な便 < 軟便 < 下痢 の順番で水分が多くなるのだという風に覚えておきましょう。 つまり 軟便とは理想的な便と下痢のちょうど中間に位置するという便なわけです。 つまり軟便も下痢もそこに含まれる水分量の違いだけで、根本的な違いはそれほどないと言えます。 軟便だから下痢よりも安心・・・ではない! 軟便は下痢よりも深刻さは無いように思えますが、必ずしもそうではありません。 特に便秘と比べると 「 軟便でも出るんだから便秘より良いじゃない!」 とそこまで深刻に考えない人も多いでしょう。 下痢は体が病原体などの異物を察知した際にそれを体外へと排出させる 緊急措置のようなもの。 だからその異物を出し切るまで腹痛や嘔吐などの症状を伴って何とか出そうとしますがあくまで一過性のものです。 しかし軟便は、慢性的にうんちがゆる~い状態が続いているということであり、 腸内環境が悪化していることのサインと見るべきで、単に「拭き取っても汚れが落ちにくいな~」では済まされないのです。 腸内環境の悪化による毒素の発生は 肌荒れ、老化、不妊症、口臭、体臭など様々な害を及ぼします。 便失禁の恐怖! また、軟便の方は 「便漏れ」「便失禁」を引き起こしてしまう可能性が高くなります。 以前、NHKのためしてガッテンで「便失禁」について特集されたことがありますがその時にはなんと 500万人の人が便失禁に悩んでいるという話でした。 便失禁の原因は内・外肛門括約筋の収縮力の低下など様々なものがありますが、 軟便・下痢体質であることもその一つです。 単純に普通の便よりも柔らかいので制御しづらくなるんですよね。 トイレに行きたいと思った時にはすでに我慢できなくなってしまったり、 毎回のようにトイレに駆け込む状態の人は下痢・軟便体質の人に共通する悩みです。 特に歳を取って括約筋の力が弱まるとそれが顕著で、トイレに駆け込んでも間に合わずに漏らしてしまうということがあるんですね。 こう聞くと「便失禁」は高齢者に多いような病気にも思えますが必ずしもそうではなく、10代の若い男女でも外肛門括約筋が切れてしまって本来の力を発揮できないことがあります。 また、 出産時の肛門の損傷なども便失禁の原因ですね。 あるいは軟便だと一度の排便だけでは全部を出し切ることが出来ず、後からプッと便が出てしまうこともあります。 軟便だと普通の便よりも臭いが強いということや、ねっとりしていてふき取ってもなかなか綺麗にならないということも厄介です。 「 何か臭いがするな~と思ったら知らないうちにパンツが汚れていた」 なんてことにならないよう、軟便・下痢体質は注意をした方が良いでしょう。 それぞれ詳しくお話していきましょう。 脂肪分を多く含む食事を日常的に取っている 脂肪分を多く含むものを日常的に食べていると下痢・軟便気味になります。 とんこつラーメンを食べた翌日はどうもお腹の調子が悪いということありますよね? あれはとんこつラーメンに脂肪分が多く含まれていることが原因です。 脂肪は元々消化しにくいということもありますが、取りすぎた脂肪を消化するために小腸で分泌される 胆汁の量が多くなり、その一部が大腸へと流れて下痢や軟便の原因となるのです(胆汁性下痢症)。 腸内環境の悪化 脂肪分を多く含む食事と関係してきますが、 腸内環境の悪化が下痢・軟便の原因にもなります。 脂肪分を多く含む食品というのは、大腸の善玉菌を育てる 食物繊維や オリゴ糖が少なくなるのが必然です。 腸内環境が悪化していると下痢、軟便、便秘など様々な症状として現れます。 中には「 便秘なのに軟便」という一見矛盾した症状が出る人もいるのではないでしょうか。 こういった 不安定な便の状態は正に腸内環境の悪化が原因だからです。 ビフィズス菌、ユーバクテリウムなどの 善玉菌や、ウェルシュ菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ菌、赤痢菌といった 悪玉菌など、様々な細菌がせめぎ合っており、さらにはどちらか優勢な方に加勢する 日和見菌も加わってせめぎ合いをしているのが大腸です。 普段は善玉菌が悪玉菌の繁殖を抑えていますが、善玉菌が少なくなれば悪玉菌の勢力が強くなって 日和見菌も悪玉菌に加勢して悪玉菌のような働きを示します。 その崩れた腸内細菌のバランスが慢性的な 下痢や 軟便を引き起こすのです。 あるいは、繁殖した悪玉菌の種類によっては 便秘になったりもします。 便秘にしても下痢にしても、 悪玉菌の繁殖を抑える善玉菌が少なくなって引き起こされます。 症状をまとめて改善したいならやはり腸内環境を整えることが重要です。 蠕動運動が活発になりすぎている 実は大腸の主な役割というのは、小腸から送られてきた 内容物の水分を吸収することにあります。 主な栄養素は小腸で吸収しますが、その他の 水分や 電解質などは大腸で吸収するという役割分担をしているのです。 逆に言うと、 大腸でどれだけ水分を吸収したかでウンチの水分量が決まってきます。 ところが、蠕動運動(便を排出する動き)が通常よりも 活発になりすぎていると便の水分を十分に吸収する時間もないままウンチとして排出してしまうのです。 これが下痢・軟便体質をもたらすのですね。 つまり 腸が働きすぎているのです。 逆に水分の吸収量が多ければコロコロと硬いウンチになり便秘気味になります。 蠕動運動が活発になりすぎる原因の一つは ストレスと言われています。 過敏性腸症候群もストレスが原因と言われており、 下痢・軟便体質は過敏性腸症候群に陥っている可能性があります。 食べてすぐ便意を催す「胃直腸反射」は健康な人でも起こる生理現象ですが、食べてすぐ下痢になるような人は過敏性腸症候群を疑いましょう。 医者は過敏性腸症候群を治してくれるわけではない! 過敏性腸症候群かどうかはお医者さんに行って診断してもらうのが一番ですが、正直 医者に行ったところで大した改善は望めません。 過敏性腸症候群というものは、見た目には疾患がないのに腹痛、腹部不快感、下痢、便秘などの症状が出て腸がおかしい状態の総称であり、医者がすぐに治せる類の病気ではないからです。 下痢・軟便体質の治し方は? では、 下痢・軟便の治し方はどうするのが最も良いのでしょうか? 今までの話を踏まえると ・脂肪分の多い食事を控える ・腸内環境を整える ・活発になりすぎた蠕動運動を抑制する ということがカギになるでしょう。 とはいえ下痢止め薬は正露丸に代表されるように クレオソートというヤバい物質が使われていて副作用が気になります。 何しろクレオソートは 触るだけでもヤバい劇物とされており、5歳未満の子供には決して触れさせないようにという注意書きが正露丸にあります。 少し話は変わりますが、 抗生物質を飲んでいるとその副作用として下痢になることがあります。 この場合は抗生物質によって腸内細菌が根こそぎ 死滅してしまうからなんですね。 まあ、とにかく便秘薬は使わないほうが良いということです。 腸内環境を整えるのとは逆方向のケアになりますからね。 薬を使わずに腸内環境を整えるということになれば、私がいつも言っているようにが最も効果的です。 ただし万能に思えるオリゴ糖にも 重大な欠点があるのです。 オリゴ糖は下痢・軟便を悪化させる可能性が・・・ オリゴ糖は腸内環境を整える 万能食品です。 しかし、 オリゴ糖は取りすぎると下痢になるという副作用を持っています。 これはオリゴ糖の「消化されない」という性質が原因です。 消化されない物質が大腸に多く溜まると、浸透圧が働いて水分が多くなって下痢になります(浸透圧性の下痢)。 これはオリゴ糖に限らず「消化されないもの」なら何でも起こることで、有名なものに キシリトール配合のガムがあります。 一度にたくさん食べるとお腹がゆるくなることがあります。 と記載してありますね。 これが正に浸透圧性の下痢のことで、オリゴ糖にも同じことが言えるのです。 さらに言うとオリゴ糖が作り出す短鎖脂肪酸は大腸のエネルギー源になって 蠕動運動を活発にするので、蠕動運動が活発になりすぎている下痢・軟便体質の人には逆効果になってしまうと思います。 だから ・腸内環境を整える ・蠕動運動を活発にし過ぎない ということを同時に満たすものが必要になってくるんですね。 「 蠕動運動を自然な状態に戻す」という表現が最もしっくりきますね。 下痢・軟便体質にオススメなのは梅干し! 蠕動運動を自然な状態に戻すのにオススメなのは 梅干しを食べることです。 「梅は医者いらず」という言葉があるように昔から梅は 家庭の万能薬として重宝され、梅干しを食べることで食あたり、赤痢、コレラなどの伝染病防止などに役立ってきました。 昔の人は梅干しを食べて体の不調が良くなることを体感的に知っていたんですね。 そして、実は梅干しには 下痢と 便秘の両方を改善する効果があります。 梅干しに含まれる クエン酸や リンゴ酸などの有機酸が腸内を酸性にすることでアルカリ性を好む 悪玉菌を殺菌して蠕動運動をちょうどよく保つ効果があるからです。 これは 梅の可逆性と言われており「蠕動運動を自然な状態に戻す」というのに正にピッタリなのです(参考:)。 梅干しの50倍の効果!驚異の梅肉エキス そして上級者には梅干しの 50倍の効果を示す「 梅肉エキス」というのもオススメです。 梅肉というのは単に梅干しから種を除いて細かくしたものですが、梅肉エキスは梅肉を 長時間煮詰めて濃縮したものです。 梅肉エキスは新鮮な青梅1kgから たった20gしか取れないほどです。 梅肉エキスにはインフルエンザ予防、抗アレルギー作用、活性酸素除去・・・など 18種類の健康効果があるとされていています(参考 )。 梅肉エキスは 少し舐めただけで下痢が収まると言われています。 それほど効果的な梅肉エキスですが、予想通り めちゃめちゃ酸っぱいです。 まあ梅干しの50倍の効果だから単純に梅干しの50倍酸っぱい、というわけではないでしょうが(笑)。 もちろん梅肉エキスを直接舐めても良いですが、お湯割りで飲むとかサラダのドレッシングに使うという使い方も出来ますね。 梅肉エキスを使うのが面倒とか酸っぱいのが苦手という人はもあるのでこちらの方が手軽に取れるかもしれませんね。 こちらは梅肉エキスの他に ・ピロリ菌を除去する紫ウコン ・蠕動運動を抑制するアロニアポリフェノール が配合されていますのでより効果的です。 まとめ:腹痛なしなのに軟便が続く原因とは?下痢との違いとは? 軟便は理想的なうんちより水分量が多く、下痢よりは少ないという中間の状態のウンチのことを言います。 下痢のような緊急性は無いものの、慢性的にウンチが緩い状態が続いているとしたらそれは腸内環境が悪化しているサインと見るべきで、軟便と便秘が並行するといったことも起こります。 軟便・下痢体質が続く原因は ・脂肪分を多く含む食事 ・腸内環境の悪化 ・蠕動運動が活発になりすぎている などがあります。 腸内環境の改善ならオリゴ糖が効果的ですが、オリゴ糖は「蠕動運動を活性化する」という食品であることに加えて取りすぎると下痢になってしまう可能性があります。 そこで、「蠕動運動を正常な状態に戻す」ということに長けた梅干しを取ることをオススメします。 「梅は医者いらず」と言われるように梅は昔から家庭の万能薬として知られており、その殺菌作用により下痢と便秘の両方を改善する力があります。 梅干しの50倍の効果をもつ梅肉エキスもオススメですが、梅肉エキスはめちゃめちゃ酸っぱいのでで取るのも良いでしょう。

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下痢:医師が考える原因と対処法|症状辞典

下痢 が 続く 理由

下痢 公開日:2016年7月25日 17時00分 更新日:2019年6月19日 15時23分 下痢の症状 医学的には、厳密な下痢(げり)の定義はありません。 おおむね、便が水っぽくなっている状態や、固まっていない便が1日に何度も排出される状態のことを指して「下痢」と呼んでいます。 それほど珍しい症状ではなく、体調によっては便がゆるくなるという方も多いと思います。 下痢は、症状が続く期間で大きく2つに分けられます。 発症からおおむね1週間以内に症状が落ち着くものを「急性下痢」、下痢が1か月以上続くものを「慢性下痢」としています。 期間で分けるのは、急性下痢と慢性下痢では原因が異なることが多いからです。 下痢のときに出てくる便には色々な状態の便があります。 ただ便が柔らかい、もしくは水っぽいだけのこともあれば、便が黒い・白い・赤いなどいつもとは違う色がついているもの、さらには便に血液や粘液が混じっている場合もあります。 便の形や色、臭いは下痢の原因を診断するときに非常に重要な手掛かりになります。 下痢と同時に出現しやすい症状として、腹痛、発熱、悪心・嘔吐、発疹などがあります。 これらが同時に出ているかどうかも、下痢の原因を考える上で大切なヒントとなります。 下痢の原因 急性下痢を起こす原因のほとんどは、暴飲暴食や刺激物・アルコールの摂りすぎなど、生活習慣の乱れに基づくものです。 それ以外に多いのは、ウィルスや細菌の感染によるものや食あたりによる下痢です。 そのほか、薬剤性の下痢や心理的要因によるものなどがあります。 急性下痢の中には、命に係わる病気が隠れているケースがまれにあります。 例えば、細菌感染が重症化した場合(敗血症)や心筋梗塞、大動脈瘤の破裂、胃腸からの出血などの初期症状が下痢である、ということがあり得ます。 これらの場合は、下痢のほかに腹痛や胸痛、血圧低下・ショック症状など他の症状が一緒に現れますので、注意が必要です。 慢性の下痢の原因として、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)や大腸がんなどの腫瘍、乳糖不耐症、薬剤性の下痢などがあげられます。 最近非常に増えてきたのが過敏性腸症候群という病気です。 過敏性腸症候群は、腸そのものに異常はないのに腸の動きや分泌機能に異常が出る病気であり、ストレスなど心理的要因も原因の一つとされています。 腸に異常があるような病気の場合は、やはり下痢のほかに体重減少や発熱などの症状を伴うことが多いので、鑑別 病気の見分け に役立ちます。 下痢の診断 下痢の期間や排便の回数、便の色や性状、最近の海外渡航歴や既往歴など、細かい問診を行います。 ウィルス性腸炎などの場合は、問診のみでほぼ診断が可能です。 細菌性腸炎を疑う場合には、便中の白血球数を調べたり便培養(ばいよう)を行ったりすることもあります。 しかしながら、便培養の陽性率は決して高くないため、重症例や施設・病院内での感染流行を疑うような特殊な場合以外は行わないことがほとんどです。 慢性の下痢で腸に異常があるような場合は、血液検査に加え腹部CT検査や上下部内視鏡検査など追加の検査を行い、診断を確定します。 下痢の治療 急性下痢の場合は、特に治療をしなくても自然と良くなることがほとんどです。 場合によっては整腸剤を投与しますが、必ず投与するべきものというわけでもありません。 薬が原因であると思われる場合は、可能な限り被疑薬(ひぎやく;原因と疑われている薬)を中止します。 腸の中で有害な細菌が増えてしまわないように、細菌性腸炎ではないことがわかるまで、下痢止め(止痢薬;しりやく)の投与は行いません。 細菌性腸炎が疑われる場合でも、重症でない限り抗菌剤の投与はかえって有害であるとする報告がほとんどです。 下痢が原因で脱水を起こしているが嘔吐などで口から水分を取れない場合には、点滴による水分補給などを行います。 慢性の下痢の場合、原因となる病気がある場合にはその治療を行います。 下痢の予防・ケア 急性下痢のほとんどは、生活習慣の乱れから起こります。 便がゆるくなってきたら、暴飲暴食を控え、おなかを温かくしてゆっくり休養を取りましょう。 下痢をしているときには、脂っこい食事や辛いもの・アルコールやコーヒーなどの刺激物を控え、冷たいものの食べ過ぎ・飲みすぎには注意しましょう。 下痢をしているときには、身体の水分が便と一緒に出てしまうため、脱水状態になりやすいです。 皮膚や口の中が乾いているな、と思ったら脱水状態にあるサインです。 経口補水液なども上手に利用し、適度な水分補給を心がけましょう。

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下痢が続く原因3選!解消するために最も有効な方法を紹介

下痢 が 続く 理由

下痢が起こる原因は様々ですが、通勤中に下痢になったり、会議で下痢、トイレがないときに限ってもよおすなど、本人にとって突然の下痢は精神的にも肉体的にも大変苦痛をしいられます。 下痢が起こる原因はどんなものがあるのでしょうか? では、どうやったら突然の下痢を予防できるのでしょうか? 下痢は排便の数が多く、便に形がない状態です。 腸の水分吸収が不十分、あるいは腸からの分泌物が増加したときなどに起こります。 では具体的にどのような時に下痢が起こるのでしょうか。 ご一緒に考えてみましょう。 全体目次 下痢が起こる種類 下痢の起こり方にはそれぞれ種類があります。 「腸から吸収されない物質」が腸管内に滞留すると、腸管内の浸透圧(水を引き寄せる力)が高くなります。 その結果、腸からの水分吸収が抑制され下痢が起こります。 また、それと同時に腸管への水分分泌が促進され下痢が起こります。 浸透圧性下痢の場合は、下痢を起こす物質を食べたり飲んだりするのを止めるだけで、下痢はすぐに治まります。 一般的に牛乳を飲むと下痢になると言う人がいますね。 この現象が浸透圧性下痢なのです。 ラクターゼという酵素は、正常なら小腸に存在する酵素ですが、この酵素を生まれつき持ってない人(先天性乳糖不耐症の人)、あるいは持っていても少ない人が牛乳を飲んだり乳製品を食べたりすると乳糖が消化されず、乳糖が小腸に蓄積され浸透圧性下痢を起こすのです。 牛乳を飲むと下痢をする体質(乳糖不耐症)、食べ過ぎによる消化不良やアルコール飲料の刺激で翌日に起こる下痢があてはまります。 その他、オリゴ糖、キシリトールなどもこれに当てはまります。 下痢は食べた物で起こりますので、下痢の原因となるものをやめれば下痢は止まります。 この酸化マグネシウムも腸管内の浸透圧を上げる物質です。 つまり、酸化マグネシウムを含む便秘薬は、人為的に浸透圧性下痢を引き起こすことで便秘を解消しているのです。 一度しっかりと自分の食生活、生活習慣を見直しましょう。 滲出性下痢は、腸粘膜の障害による腸管壁の透過性の亢進や吸収の障害により生じる下痢です。 細菌感染による腸の炎症や慢性的な炎症つまり、腸粘膜が炎症を起こしたり腸粘膜を傷つけるような病原体に感染したりすると、腸液の分泌が増え、水分の吸収が低下し、下痢が起こるのです。 腸に炎症が起ると、腸管壁の透過性が高まった状態になり、そこからタンパク質、血液、粘液、その他の細胞内の液体などが滲み出て、便の水分量を増やします。 また、腸からの水分吸収が低下することも関係してきます。 滲出性下痢は食事で強さが増しますが、この下痢は腸が炎症しているので、絶食しても完全に下痢は止まりません。 急性下痢としては細菌性腸炎、ウイルス性腸炎、抗生物質性起因性腸炎、食事アレルギー性腸炎、虚血性腸炎などがあります。 特徴として、下痢は食事によってひどくなり、絶食しても完全には治まりません。 急性下痢は激しいときには1日に10数回も水瀉便が出ることがあり、体の水分が不足し、ときには脳貧血をおこして、トイレでたおれてしまうこともあります。 急性の下痢が続いた時には水分補給をしっかりしましょう。 水分補給には番茶か湯ざましに梅干か食塩を少し加えて飲ませて下さい。 食中毒による下痢は家庭での応急処置として、殺菌消毒の意味でクレオソート(正露丸)を使うくらいで、間違っても下痢止めを使わないで下さい。 食中毒の下痢は一刻も早く、悪いもの、有害なものを体外に出そうとする防衛反応ですから、症状によっては下剤を使うこともあるのです。 まず、異常な下痢になった際には必ず病院に行きましょう。 クローン病や潰瘍性大腸炎などは腸管内の細胞が剥がれ落ち、腸管内へ血液が漏出し、血液成分や細胞液が出て、排便時にはしばしば血液、膿、粘液が付着します。 これらの疾患は下痢だけでなく、腹痛、発熱、血便なども引き起こすため、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。 このような原因で生じる下痢のことを分泌性下痢といいます。 毒素はコレラ菌や、ある種のウイルスに感染したときに産生される毒素によって、分泌性下痢が生じます。 急性なものとしてはブドウ球菌、コレラ菌、赤痢菌などのエンテロトキシン(毒素)によって起きる腸炎があります。 この下痢は大量の水様性下痢を特徴とし、絶食しても治まりません。 コレラでは1時間に約1リットル以上の便を排泄します。 そして、この大腸菌はエンテロトキシンという毒素を産生します。 このエンテロトキシンは、腸管内でさまざまな作用を引き起こし、最終的に腸壁から腸管内にクロライドイオン(Cl-)というイオンを分泌させます。 腸管内のクロライドイオンの量が増えると腸管内の浸透圧が高くなります。 そのため、最終的には浸透圧性下痢と同じ原理で下痢になってしまうのです。 細菌やウイルスや寄生虫の種類によっては、血便、吐気、発熱、腹痛を伴うこともあります。 赤痢やコレラと言った伝染病や病原性原虫や寄生虫でも発生し、重症になることもあります。 特に海外旅行先で食事内容の急変によるおなかの負担に加え、衛生環境が良くない地域では細菌、寄生虫などに感染しやすくなること 輸入感染症 や見知らぬ土地での不安が原因となります。 リナクロチド(商品名:リンゼス)という便秘薬です。 つまり、リナクロチドは人為的に分泌性下痢を引き起こすことで便秘を解消する薬剤なのです。 長く便秘薬を使用される方は、今度は薬による分泌性下痢となってしまうことがありますので注意が必要です。 クロライドイオンは生体内で最も多量に存在するイオンの1つで、広く全身の細胞膜に分布しています。 その役割は、水の輸送に関わり、細胞の基本的機能に深く関与しているのです。 ポリープによっても分泌性下痢が起こります。 ぜん動運動とは、食べた物を肛門方向へと移動させる収縮運動のことです。 下痢便に粘液が混入することはあっても、血液、膿の混入はみられません。 ぜん動運動が活発化する原因はいくつかありますが、最も大きな原因が「ストレス」です。 ぜん動運動が異常に高まると、腸の内容物が急速に通過するため、水分の吸収が充分に行われなくなります。 そのため軟便や下痢便となります。 排便後も腸のぜん動運動が残ると腹部の不快感や腹痛があります。 代表的な病気として過敏性腸症候群としてよく知られています。 日本人の10~15%にこの症状がみられます。 検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こります。 自律神経には副交感神経と交感神経の二つの神経があります。 そのうち、副交感神経はぜん動運動を活発化する働きがあります。 逆に、交感神経はぜん動運動を抑制する働きがあります。 自律神経には腸の動き制御する重要な役割があるのです。 このように、腸は脳からの指令を受けて腸管運動を制御しています。 実際、腸には他の臓器と比べて多くの神経細胞が集まっています。 そのため、腸は「第二の脳」と呼ばれることがあるのです。 そして、過度なストレスがかかると自律神経は正常に働かなくなることがあります。 そのため、腸のぜん動運動がうまく制御されず、下痢や便秘が引き起こされるのです。 ストレスによる下痢は数多くのサラリーマンを悩ませている「過敏性腸症候群」と深い関係があります。 腸内細菌(悪玉菌)の異常繁殖によるとも言われています。 食生活の栄養バランスが乱れミネラルが不足すると、腸内の善玉菌が増えなくなり、悪玉菌が異常に増え、 腸内細菌特に悪玉菌が異常増殖して、小腸にまで広がり、この細菌を異物とみなし、蠕動運動を活発化させて食物を未消化のまま大腸へどんどん送り出してしまいます。 その結果、下痢となってしまうのだそうです。 つまり 腸内細菌の異常によって過敏性腸症候群が起こるという事です。 神経性の下痢などの場合には、腸の異常な蠕動運動を正常にすればよいのですが、ウイルスや食中毒などの細菌などによるものだと、下痢によって菌を排出しているので無理に薬などで止めてしまうと熱が出たり病気がひどくなったりしてしまいます。 治療の基本は、無理に下痢をとめずに脱水症状にならないよう、温かい飲み物を少しずつ補給し、消化の良い物を食べることです。 下痢が続くときや、発熱または腹痛があるとき、便に血が混じるとき、便秘と下痢を繰り返す場合は、受診してください。 1時間以内に大量の便が出た場合など、ちょっと異常だな? と思った場合は非常に注意が必要となりますのですぐに病院へ行き、医師に診察してもうらようにしてください。 それ以上の水分を失うと死にいたることもあります。 下痢の時には、体内の水分と電解質が失われ、脱水症状になりますので、その補給が必要です。 刺激物を避けて温かいものが基本です。 (例:味噌汁、にんじんスープ、りんごジュース、ハーブティ、番茶、ほうじ茶)。 番茶やほうじ茶は比較的カフェインが少なく、りんごには整腸作用があります。 下痢の症状が軽く、水分の排泄も急激でない場合は、とりあえず水分であれば、水でもスープでも自分の好きなものを飲んでかまいませんが、下痢や嘔吐、発熱などによって急激に水分が失われている状態では飲み物に気をつける必要があります。 それは、飲み物によって水分や塩分の体内への吸収率が異なるためです。 身近なところではスポーツドリンクが適しています。 スポーツドリンクには、アイソトニック飲料と、ハイポトニック飲料という種類があり、浸透圧の関係でハイポトニック飲料の方が胃腸への吸収率が優れています。 製品によって配合されているアミノ酸などは違いますが、吸収率の違いは糖質の比率なのでアイソトニック飲料でも水で2倍程度に薄めればハイポトニック飲料と同じような吸収率を得ることができます。 また、たんぱく質は腸で吸収される際、便を固くする作用があります。 海藻類、キノコ類、豆類、ココア、ごぼう、オクラなど不溶性の食物繊維、コーヒーやカレーなど刺激のある飲食物、豆類、かぼちゃ、栗、炭酸飲料などの腸内で発酵しやすい物、冷たいもの、レモン、みかん、グレープフルーツなどクエン酸を含む柑橘系の果物、脂肪の多い肉類は腸に負担がかかるため避けたほうがよいでしょう。 下痢がおさまった後も消化の良い重湯やおかゆなどの流動食から始めるようにし、数日間は腸内細菌が整っていませんので油の多いもの、香辛料の強いもの、アルコールは避けるようにしましょう。 おなかを強くするために腸内環境を強化しよう 「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。 生活習慣病の9割は腸内環境の悪化と言われています。 下痢が起こる原因も同様です。 食生活の乱れから腸内環境が悪化し、有害物質が腸壁を傷つけ腸内での水分調整をする機能が弱るためです。 有害物質や食中毒菌が入ってきても腸内ではそれらを速やかに排出することが出来る機能が備わっています。 ですから健康でいられるのです。 下痢にならないために、下痢を早く改善するためにはまずは腸内環境をしっかりと整えましょう。 下痢の改善は一段と早くなります。 「下痢の原因」の記事一覧•

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