フーガ の 技法。 ニコラーエワ/バッハ:フーガの技法、1993年ヘルシンキ・ライヴ

J.S.バッハ 『フーガの技法』: 日々雑録 または 魔法の竪琴

フーガ の 技法

J・S・バッハ 「フーガの技法」 以下の解説文は主に、ヴァルヒャ盤、レオンハルト盤、および初期稿を1台のチェンバロで弾いたケネス・ギルバート盤のCDの解説書を参照した。 1.作曲・出版の経緯 これは、1つの主題、あるいはそこから派生した主題によって様々なフーガ及びカノンを作り集めたものである。 もとはバッハ最晩年、「音楽の捧物」の後に作られた、バッハの創作活動の最後を飾る作品と信じられていた。 有名な未完のフーガの余白に次男C・P・E・バッハの筆跡で「このフーガでBACHの音が対位主題に持ち込まれたところで作曲者は死去した」との記述があったためである。 そのC・P・E・バッハの記述をともなった「未完のフーガ」を含む自筆譜は東ベルリン(録音当時)のドイツ国立図書館に所蔵されており「ベルリン自筆譜」と呼ばれている。 しかし、ハーヴァード大学教授クリストファー・ヴォルフの研究により、この曲には2つの成立段階があることがわかった。 すなわち、既に1740年代初頭にいったん完結した初期稿と、その後の追加に分けられることが判明したのである。 その成果を受けて1987年、ペータース社はヴォルフ校訂の「フーガの技法」を出版した。 これは初期稿部分と後期出版稿とを分離して2巻本としたものになっている。 (前者はチェンバロ1台だけで演奏可能である。 ) バッハはこの曲の出版を計画しており生前から版下を作り始めていたが結局完成せず、曲集は死後の1751年にC・P・E・バッハによって出版された。 その出版稿は初期稿のみならず「ベルリン自筆譜」と比べても大幅な追加がなされている。 よってレオンハルトは、ベルリン自筆譜と出版譜の間に「もう1つの自筆譜」があったはずだ、と述べているが、おそらくその通りであろう。 2.演奏楽器について この曲集は、すべてオープンスコア、すなわち声部ごとに段をわけて書かれている。 そしてその各声部には全く楽器指定がない。 唯一の例外はBWV第18曲の1曲だけであり、それは「2台のチェンバロのために」とされている。 この点、すなわちこの曲集を何で演奏すべきかという問題については、レオンハルトが「チェンバロで弾くべきだ」との論文を書いており、それはレオンハルト盤CDの解説に掲載されている。 バロック時代には、ポリフォニックなクラヴィーア作品をスコアで記譜することは伝統的なことであった。 一部1台のチェンバロでは弾けない曲もあるが、それはBWV第18曲の指定のように、2台のチェンバロで弾くべきだ、というのである。 (もちろんこの他にもこの曲集の様々な特徴からチェンバロ曲であることを論じている。 ) レオンハルトは、19501年にスイスのバーゼル音楽院の卒業論文で既にこの問題をとりあげているが、CD解説に含まれている論文は、録音にあわせて1969年に執筆されたものである。 とはいうものの、全曲を1人で弾くためには足ペダル付きのオルガンがあるし、オープンスコアで書かれていることから器楽アンサンブルで演奏されることも多い。 その際に楽器をどのように選択するかは、演奏者のセンスである。 3.曲の配列について まず曲名である。 これはCDによっていろいろに書かれているが、バッハは「コントラプンクトゥス」「カノン」の2種類の曲名を記している。 ただし「未完のフーガ」だけは「フーガ」である。 次に曲順であるが、バッハによって番号が与えられているのは「コントラプンクトゥス」のみでそれも12番までであるらしい。 (このことはレオンハルト盤の解説によってわかる。 )そして、その12番までの配列は、初出版譜およびBWV番号でも同じになっている。 ベルリン自筆譜は、そもそも欠けている曲もある上、曲順も異なる。 そのことからもこれは、決定稿というより初期の稿の様子がわかる資料として貴重なものと言えるのだろう。 まずBWV番号順に曲を配列し、そこにベルリン自筆譜および初出版譜の状況を記す。 初出版譜では、10と10aの両方が印刷されているので、全部で20曲になってしまっている。 BWV 初出版譜 自筆譜 曲名 備考 種類 1 1 1 Contrapunctus 1 4声、基本主題正置形 単一主題フーガ 2 2 3 Contrapunctus 2 4声、基本主題正置形の付点リズム化 3 3 2 Contrapunctus 3 4声、基本主題転回形、半音階的副主題も 4 4 欠 Contrapunctus 4 自筆譜欠。 4声、基本主題転回形、転調に伴う変形も 5 5 4 Contrapunctus 5 4声 転回応答フーガ 6 6 7 Contrapunctus 6 a4,in stile francese 「4声、フランス様式で」 7 7 8 Contrapunctus 7 a4,per Augmentationem et Diminutionem 「4声、拡大と縮小による」 8 8 10 Contrapunctus 8, a3 3声3主題 複数主題フーガ 9 9 5 Contrapunctus 9 a4,alla Duodecima 4声2主題、12度で 10 10 欠 Contrapunctus 10 a4,alla Decima 自筆譜欠。 4声2主題、10度で 10a 14 6 Contrapunctus 自筆譜にあるが、実は10の草稿。 初出版譜では10を印刷しさらに13の後に10aも印刷。 11 11 11 Contrapunctus 11 ,a4 4声3主題。 90小節目にB-A-C-H音形が見られる(コラール主題のような出かたではなく8分音符の動きだし部分)が偶然か? 12 12 13 Contrapunctus 12 ,a4 初出版譜では鏡像・正像の順に印刷 鏡像フーガ 13 13 14 Contrapunctus, a3 3声チェンバロ1台。 これを2台4声に編曲したのが18番。 14 15 12,15 別紙1 Canon per Augmentationem in contrario motu 「反行形の拡大による」。 自筆譜では、冊子中に2種類の初期稿、別用紙に決定稿。 カノン 15 16 9 Canon alla Ottavia 「オクターヴの」 16 17 欠 Canon alla Decima in contrapuncto alla Terza 自筆譜欠。 「3度の対位による10度の」 17 18 欠 Canon alla Duodecima in contrapuncto alla Quinta 自筆譜欠。 「5度の対位による12度の」 18 19 別紙2 Contrapunctus, a4,a 2 Clav. 自筆譜では別用紙。 13番を2台4声に編曲したもの。 鏡像フーガ 19 20 別紙3 Fuga a4 Soggetti 自筆譜では別用紙。 3つ目の主題にB-A-C-H音形が出てきたところで絶筆となった。 4つ目に基本主題原型が出てきて大団円になるはずだった。 「未完のフーガ」 なお、初版出版譜には「未完のフーガ」に続いて、コラール「汝の御座の前に我今進み出で Vor Deinen Thron tret' ich」BWV. 668 が印刷されている。 (レオンハルト盤の解説では「われら悩みの極みにありて」BWV. 641と書かれているが、それはBWV. 668の定旋律とされたコラールの名であり、誤りである。 )このコラールがバッハの絶筆とされているものである。 このコラールはもちろん「フーガの技法」とは本来全く関係ないものだが、中にはシェルヒェン盤のように収録されているCDもある。 一方、 レオンハルトは「未完のフーガ」すらも「フーガの技法」とは無関係である(=「フーガの技法」は完成された作品である)、と説いている。 また、無関係であるとは言っていないが録音には含めないCDもある。 4.曲の構造について この曲集の主題はまさに、「全て偉大なる物は単純である」を地でいくものである。 その「転回形」主題もまた素晴らしい。 転回形とは、音の動きを上下全くひっくりかえしたもののことである。 次のMIDIで確認してもらいたい。 、 第2グループの「転回応答」とは、正置形のフーガの応答に、転回形がくる2重フーガのことである。 第3グループの「複数主題」とは、その名の通り基本主題とは別の主題が表れるわけである。 まず各主題が単一フーガとして展開されてから最後に複数重なりあって表れるようになっており、最後は基本主題なりその変形が表れて締めくくる。 第4グループの「鏡像フーガ」はもっとも手が込んでいる。 これはフーガ全体を「転回形」にしても演奏できるように作曲されたものである。 よって、録音ではその両方を演奏しており、主題が正置形になっている演奏を「正像 rectus」、転回形になっているものを「鏡像 逆像 inversus」という。 この鏡像フーガ3曲はそれぞれ問題を抱えている。 レオンハルトによれば、このことは第12曲で全コントラプンクトゥスを締めくくるための効果を考えて逆順にしたのだ、という。 ) 第13曲と第18曲は、音楽的には全く同一のものである。 第13曲が1台のチェンバロで弾ける3声のフーガで、これが原曲である。 第18曲は、第13曲を2台のチェンバロで弾くために主題と関係のないバス声部と充填声部を加えた4声のフーガである。 よって、2台のチェンバロで弾いているCDでは第18曲を弾いており、その他は第13曲を演奏している。 チェンバロ演奏 グスタフ・レオンハルト,ボブ・ファン・アスペレン DHM。 1969年録音。 レオンハルトによる、この曲がチェンバロ用に書かれたことを立証した論文付き。 収録曲順・・・1,4,2,3,5,6,7,8,9,10,11,12鏡,12正,18鏡,18正,14,15,16,17 レオンハルト自身、「曲順は出版譜がバッハの構想」と書く一方で、最初の4曲の順を1,4,2,3とする際の演奏効果は捨てがたい、とも書いている。 また鏡像フーガのうち第12曲は、出版譜通りだが、それに続く第18曲も第12曲にあわせてか鏡・正の順にしている。 2人で弾いているのは、鏡像フーガ第12曲・第18曲のみである。 使用楽器は、レオンハルトが1745年ドゥルケン製のコピー、アスペレンのについては記載なし。 なお、これは2枚組CDで、レオンハルトの演奏による「クラヴィーア練習曲第2巻(=フランス風序曲BWV. 831,イタリア協奏曲BWV. 971)」及び「プレリュード・フーガとアレグロBWV. 998」とカップリングされている。 トン・コープマン、ティニ・マトット ERATO。 1993年録音。 マトット女史はコープマン夫人でまたERATOのプロデューサーとしてコープマンのレコードを多く手がけている。 (もちろんこのCDでもプロデューサー欄にクレジットされている。 ) 収録曲順・・・1,2,3,4,5,6,7,14,15,8,9,17,10,16,11,12正,12鏡,18正,18鏡,19 なお、第18曲は「contrapunctus13 a 2 clav」と表示されている。 4声の曲はすべて2人で演奏している。 よってコープマンのソロ曲はカノン4曲及び第8曲のみである。 使用楽器は、コープマンがRuckersモデル、マトットがCouchetモデルの、ともにWillem Kroesbergenによるコピーである。 ケネス・ギルバート ARCHIV。 1989年録音。 初稿版の自筆譜による演奏である。 収録曲順・・・1,3,2,5,9,10a,6,7,15,8,11,14,12鏡,12正,13鏡,13正 第10a曲は、他の盤の第10曲と聴き比べると前のほうがないため、はっきり違いがわかる。 しかし、第14曲のカノンは、おそらくベルリン自筆譜の3種類うち、別紙決定稿ではなく、冊子に収録された2つのうちのどちらかを演奏しているのではないか、とも考えられるが、耳で聴いただけでは決定稿と違う点がわからない。 あと、鏡像フーガ第12曲はレオンハルトの論文では、1台のチェンバロでの演奏はできない、としか読みとれないのだが、ここでギルバートは1台で演奏している。 以上2曲については、どうなっているのか詳細が不明である。 使用楽器は、1671年アントワープでヤン・クッシェによって作られ、後パリで1759年頃にブランシェ、1778年にパスカル・タスカンによって増補されたが、1980年にユーベール・ベタールのスタジオにて修復されたもので、ケネス・ギルバート自身の所蔵品である。 オルガン演奏 ヘルムート・ヴァルヒャ ARCHIV。 1956年ステレオ録音。 収録曲順・・・1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,15,17,16,14,13正,13鏡,12正,12鏡,19 アルクマール聖ローレンス教会、シュニットガー・オルガンによる演奏。 リヒターの「音楽の捧物」とカップリング2枚組の国内初CD化盤。 ヘルベルト・タヘツィ TELDEC。 CD1枚。 1977年録音。 収録曲順・・・1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,15,17,16,14,13正,13鏡,12正,12鏡 オルガンは、「Ahrend & Brunzema ; Bremen-Oberneuland」と表記されている。 1曲ごとの使用ストップについても詳しく記載されている。 グレン・グールド ソニー。 1962年録音。 第1〜9番まで番号順に演奏。 古い国内盤CDのジャケット表紙にグールドがオルガンを弾いている写真 左 があるが、それを見ると現代のトランクオルガンのようである。 グールドはこのオルガンをノンレガートで弾き通して、すっきりと歯切れの良い演奏を実現している。 10枚組BOX 505132 2 でも入手 写真右 なお、この10枚組BOXには、ピアノ演奏でも、第1,2,4,9,11,13,14番が収録されている。 また「BACHの名によるプレリュードとフーガ」も収録されている。 オーケストラ&アンサンブル演奏 リナルド・アレッサンドリーニ指揮 cemb コンチェルト・イタリアーノ OPUS111。 1998年録音。 Vn,Vla,Vc,Fl,Fg,Ob,oboe d'amore,oboe da caccia,cemb からなるアンサンブルだが、曲によってそこから3〜4つの楽器を選んで演奏している。 鏡像フーガの正像と鏡像とでも楽器編成が違う。 ただしカノンだけはチェンバロ独奏である。 収録曲順・・・1,2,3,4,5,14,6,15,7,8,9,10,16,11,12正,12鏡,13正,13鏡,17,19 なお当盤の表記では、カノンに番号をつけず最後の未完のフーガ 19 を15としている。 カール・リステンパルト指揮ザール放送室内管弦楽団 (ヘルムート・ヴィンシャーマン編曲版) ERATO。 1963年頃録音とされる。 長くBMGから出ていた国内廉価盤で聴いていたが、2003年8月に、ワーナーからERATO Anniversaryシリーズ24bit-96kHzリマスター国内盤で復活したのに買い換えた。 この録音にもオーボエ奏者として参加しているヘルムート・ヴィンシャーマンによる編曲である。 (この版はヴィンシャーマン自身が指揮した録音も出ているらしい。 ) この編曲は曲の勉強になる。 編成は、弦楽及びダブルリードの木管楽器群(オーボエ、オーボエ・ダモーレ、コール・アングレ、ファゴット)からなり、正置形の主題は弦楽合奏で、転回形の主題はダブルリードの木管合奏で演奏される。 そのため曲の構造がよくわかるのだ。 またカノン及び鏡像フーガは2台のチェンバロで演奏される。 (ロベール・ヴェイロン・ラクロワ、ユゲット・ドレフュスの2人) 収録曲順・・・1,3,2,4,14,5,6,7,15,12正,12鏡,13正,13鏡,9,10,8,17,11 フーガの各グループの間にカノンを挟む形である。 (最後は最大編成の第11曲の前にカノン) カップリングはである。 カール・リステンパルト指揮ザール室内管弦楽団 ACCORD。 1966年録音。 2001年末に、リステンパルトのバッハ録音集6枚組BOXが96kHz-24bitリマスターされて発売されたのを入手。 (ACCORDもユニバーサル傘下に入ったようだ。 ) これは、Marcel BitschとClaude Pascalの編曲によるものである。 弦楽合奏、木管(fl,ob,fg,EnHr)、ヴァイオリン、チェロ、金管 tp,tb)と多彩な編成で演奏される。 収録曲順・・・・1,2,3,4,5,6,7,9,10,8,11,15,17,16,14,13鏡,13正,12正,12鏡,19 最後の未完のフーガの第1主題が金管(金管はここだけ)、第2主題が弦楽、第3主題BACH音形が木管である。 ヘルマン・シェルヒェン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団&ウィーン放送交響楽団員 ウェストミンスター。 1965年6月、ウィーン、モーツァルトザールでの録音。 シェルヒェン自身の編曲によるもので、初演は1965年5月14日、ルガーノのテアトロ・アポロにおいて行われた。 同年のトロント交響楽団(CBCトロント室内管弦楽団)との録音がTAHRAから出ている。 収録曲順・・・1,3,2,4,5,10,9,6,14,8,7,11,15,13正,13鏡,16,12正,12鏡,17,19 さらにその後にコラール「汝の御座の前に我今進み出で Vor Deinen Thron tret' ich」BWV. 668も編曲されて演奏される。 カノンのみはチェンバロである。

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フーガの技法 タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)(1992)(2CD) : バッハ(1685

フーガ の 技法

バッハ:フーガの技法(弦楽合奏版) ヨハン・セバスティアン・バッハの未完の大作『フーガの技法』。 3つの主題による4声のフーガである「第14コントラプンクトゥス」は239小節で突然中断することで知られ、一時期は「バッハの健康状態の悪化により書き進めることができなかった」と言われていましたが、最近の研究ではその論説には疑問が投げかけられています。 この未完成のフーガを完成させる試みは以前から行われており、シュリューエン率いるザルツブルク・チェンバー・ソロイスツは本来の形である未完成のフーガの他に、3人の作曲家(ヘルマン・ピルニー、ドナルド・フランシス・トーヴィ、カレヴィ・アホ)による完成版を演奏するという面白い試みを行い、バロック期から現代までつながるポリフォニーの歴史を紐解いています。 弦楽合奏で奏でられる様々なフーガはまるで厳かな宗教曲のような味わいを有しています。 曲間には、シューマンとシーリングによる『BACHの名によるフーガ』が挿入されており、こちらは良い間奏曲としての役割を担います。 (輸入元情報) 【収録情報】 J. バッハ:フーガの技法 BWV. 1080(弦楽合奏版) 〜コントラプンクトゥス XIVの3ヴァージョンの完成版を含む〜 Disc1 1. コントラプンクトゥス I 4声 2. コントラプンクトゥス II 4声 3. コントラプンクトゥス III 4声 4. コントラプンクトゥス IV 4声 5. コントラプンクトゥス V 4声 6. コントラプンクトゥス VI フランス風のスタイルによる4声 7. コントラプンクトゥス VII 拡大と縮小による4声 8. コントラプンクトゥス VIII 3声 9. コントラプンクトゥス IX 12度の転回対位法による4声 10. コントラプンクトゥス X 10度の二重対位法による4声 11. コントラプンクトゥス XI 4声 12. コントラプンクトゥス XIV 3つの主題による4声のフーガ(未完成) 13. コラール『われ汝の御座の前に進み出て』 Disc2 1. コントラプンクトゥス XII 鏡像フーガ、正立4声 2. コントラプンクトゥス XII 鏡像フーガ、倒立4声 3. コントラプンクトゥス XIV 3つの主題による4声のフーガ(ピルニーによる1845年完成版、2019年改訂) 4. シューマン:バッハの名による6つのフーガ ト短調 Op. 60-3(ダン・トゥルカヌによる編曲版) 5. コントラプンクトゥス XIV 3つの主題による4声のフーガ(トーヴィによる1931年完成版) 6. ラインハルト・シュヴァルツ=シーリング:B-A-C-Hによる練習曲 3声(1985) 7.

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バッハ『フーガの技法』は超難解?制作までの背景などに迫る

フーガ の 技法

J・S・バッハ:フーガの技法 タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ) 1992年デジタル録音。 ロシアの巨人タチアーナ・ニコラーエワがhyperionに遺した究極のバッハ・ディスク。 その編成、演奏法をめぐって諸説ある作品ですが、ニコラーエワの確信に満ちた演奏は、ピアノのためのオリジナルかと錯覚させるほどの説得力あるもの。 この曲のスタンダードたるにふわさしい、不滅の名盤です。 モダン・ピアノによるバッハの最高権威の一人だったタチアーナ・ニコラーエワは70歳で没する2年前、1992年の初頭にhyperionに2つのバッハ録音を行っています。 ひとつは《ゴルトベルク変奏曲》、もうひとつがこの《フーガの技法》です。 最後のコントラプンクトゥス14は原譜の通り、途中で途切れています。 Disc-1 《音楽の捧げ物》BWV. 1079より ・3声のリチェルカーレ ・6声のリチェルカーレ 《4つのデュエット》 BWV. 802 ・デュエット第2番ヘ長調BWV. 803 ・デュエット第3番ト長調BWV. 804 ・デュエット第4番イ短調BWV. 805 《フーガの技法》 BWV. 1080 ・コントラプンクトゥス1(4声) ・コントラプンクトゥス2(4声) ・コントラプンクトゥス3(4声) ・コントラプンクトゥス4(4声) ・カノン1(オクターヴのための) ・コントラプンクトゥス5(4声) ・コントラプンクトゥス6(フランス様式の4声のフーガ) ・コントラプンクトゥス7(拡大と縮小による4声のフーガ) ・カノン2(5度の対位法による12度のための) Disc-2 《フーガの技法》 BWV.

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