提督 嫌われ ss。 提督「鎮守府無理すぎ」

提督「鈴谷に嫌われている」【艦これ・熊野】

提督 嫌われ ss

この話は、過去に俺が読んで心に来たSSを、艦これでやってみたものです。 はっきり言って、心に来ます。 精神的に来ます。 それでも良ければどうぞ。 注意!このSSは、とあるSSのパk・・オマージュです。 そういうのが嫌な方は、ご覧にならないよう、お願いします。 また、元の作品に乗っ取り台本形式になっております また、出てくる艦娘も偏っているので、その辺もご注意ください。 追記 こんなクソSSにコメントや評価して下さり誠にありがとうございます。 閲覧数が伸びに伸びたときにはちびりそうになりました。 ていうか、チビりました 文章内の変換ミスなどを修正し、所々追加いたしました。 追記2 まさか閲覧数1000も行くとは思ってもいませんでした・・・余りにも驚いて自分の顔を思い切り殴ったら頬が腫れてしまいましたが問題ないです。 文章がおかしいなと思ったところを修正いたしました。 追記3 閲覧数20000超えとか冗談だろ・・・?皆さん、本当にありがとう• 何が疲労回復ドリンクだ!」 大本営『実験過程でできた失敗作を間違って送っちゃった。 でも、それはそれで悲しいような・・・さて、もうすぐ遠征組が帰ってくるか・・・」 コンコン 提督「はいよー」 曙「・・・遠征終了したわ、報告書」チッ 提督「(アルェー・・・思ったよりひどい)おう、サンキュー」 曙「ほら、適当に読んどいて、ゴミ」 バタン(扉のしまる音)スタスタ・・・ 提督「・・・えっ、ひどくない。 さっそく心折れそうなんだけど・・・今までは・・・」 曙『報告書よ!早く読んでよね!クソ提督!』 提督「ぐらいだったのに・・・目も合してくれないのか・・・やばい、これは非常事態だぞ。 とりあえず食堂行ってみようか・・・」 ~食堂~ 「「「ひそひそ・・・」」」 提督「・・・(艦娘の視線がつらい・・・俺悪いことしてないよなぁ)」 金剛「・・・チッ、あれがいるとランチが不味くなるデース。 比叡、間宮さんのところで食べるデース」 比叡「そうですね!お姉さまのお目汚しはだめですもんね!」 提督「・・・金剛・・・(あれ・・・もしかして本当に嫌われてるんじゃね?・・・部屋で食べるか)」 天龍「(ニヤニヤ)おーっと!足が滑ったぁー!」 提督「うぉわ!!(転ぶと同時にご飯が落ちる)」 天龍「あっ、悪いねぇ~提督よ~、遠征終わってきてからちょーっとばかし疲れててよ?よく見えてなかったんだわー。 拾ってやるよ」 提督「あ、いいよいいよ!(天龍までこうなのか・・・)」 龍田「あら~?天龍ちゃんのご厚意は受け取るべきよ~?そんなに手を落とされたいですかぁ?」 提督「ぐっ・・・(我慢だ我慢・・・!)お、お願いします」 天龍「ははは!しょうがねぇなぁ~!ほらよ(一掴み)」 提督「・・・」 龍田「感謝の言葉はどうしたのかしらぁ~?」 提督「・・・ありがとうございます・・・天龍さん(ジャキッ)ヒッ!」 龍田「天龍「さま」でしょ?」 提督「・・・ありがとうございます天龍さま・・・」 天龍「気にすんなよ提督!行くぜ龍田」 提督「(・・・マジかよおい・・・)」 執務室前 提督「結局飯食べれなかったなぁ・・・腹減ったなぁ・・・そういえば戸棚の中に間宮さんの羊羹が入ってたな、そいつでも食べるか(ドアノブに手を掛け)」 執務室「ゴチャゴチャァ!!」 提督「・・・・(唖然)」?? 「・・・そんなところで立ってると邪魔ですよ?提督・・・どうしたんですかこれは?」 提督「・・・山城?」 山城「なんでそんな泣きそうな顔してるんですか?まったく不幸だわ・・・まぁ、いいですけど」 提督「・・・・・・くっ・・・(ポロポロ)」 山城「ええっ!?ちょ、ちょっとなんで泣いてるんですか!?と、とりあえず中に入って、片づけしましょう!」 ~事情説明中~ 山城「・・・大本営ぶっ飛ばしたらどうですか?」 提督「それは考えたけど、もうどうだっていいや・・・でも・・・山城に効いてないってことは、山城は俺のこと嫌いだったのか」 山城「べ、別に・・・嫌いじゃありませんし・・・」 提督「・・・じゃああれか、効かなかっただけなのかね。 まぁ・・・しばらく秘書官してもらうよ・・・霧島さんから連絡も来てないってことは、たぶん来たくないんだろうし・・・」 山城「はぁ・・・やっぱり不幸だわ・・・」 提督「・・・だめだよな・・・仕方ない、しばらく俺一人で」 山城「別に嫌とはいってませんし!まったく・・・提督がかわいそうだからやってあげるだけですからね」 提督「・・・山城ぉ・・・(ポロポロ)」 山城「あーもううっとおしい!!泣かないで下さいよ!」 山城「(まぁ・・・しばらくすれば治るでしょう)」 [newpage] ~翌日~ 提督「・・・俺の自室の前に落書きが・・・」 山城「すごい数の暴言が書かれてますね・・・」 提督「・・・」 金剛「oh!どうしたんデースか?これは酷い落書きデース!」 比叡「お姉さまに近づく奴には当然の報いです!」 山城「あんたたちねぇ!」 提督「いいんだ!やめろ山城」 金剛「そうデース!山城も、早くそんなのから離れるべきデス!GO比叡!」 比叡「はい!お姉さま!」」 山城「・・・提督」 提督「・・・片づけるよ、先に執務室に行っててくれ」 山城「はい・・・」 提督「わぉ・・・また執務室が荒らされてるよ・・・」 山城「・・・空母組ですね、弾痕が残っていますし」 提督「明石は大丈夫だったな・・・家具コインで新しい机買ってきてくれるか?俺は片づけするから」 山城「・・・わかりました・・・」 提督「うぉあ!!敵か!?」 山城「違います!訓練砲弾です!でも・・・ここまで飛んでくるわけありません!」 提督「・・・霧島さんだ・・・仮にもケッコンしてる身だし・・・あの人ならそのぐらいできるさ」 山城「そんな!?・・・(一歩間違えば死んでるのに・・・)」 山城「・・・提督・・・やめることをお考えのつもりじゃないですよね?」 提督「・・・治らなかったら、考えるかな・・・流石に・・・実家の小料理屋でも継ぐさ・・・」 山城「甘ったれないでください、我々の目的は深海棲艦の殲滅です。 一つの障害が何ですか、私たちは多くの障害を乗り越えてきたじゃありませんか。 それをこんなことであきらめるのですか」 提督「・・・山城・・・お前がいなかったらどうなっていたか・・・感謝するよ」 山城「別に、感謝される覚えはありませんし・・・」 山城(とは言っても・・・このままだと提督の心は壊れてしまうかも・・・) ~二日目~ 提督「・・・作ってきた弁当、捨てられてたわ」 山城「後で何か買ってきてあげますから、頑張ってください」 金剛「あのdirty提督、まだ居座り続けるつもりみたいデース」 曙「早く消えないかしらね、あのゴミ」 比叡「大本営に直談判してみましょう!」 北上「おお、そりゃあいいねぇ~、しびれるねぇ~」 大井「そうですよ!あんな下種野郎、北上さんの近くに置いておくと悪影響が及びます!」 隼鷹「あー・・・まじぃ、あの面見てると酒が不味くなるなぁ・・・」 加賀「名案です、早く行きましょう」 山城「・・・大本営には根回ししておきますね、もともとはあちらの責任ですし」 提督「頼んだ・・・」 山城「提督・・・本当に大丈夫ですか?最近うなされてるみたいですけど・・・」 提督「ははは・・・大丈夫だって」 ~三日目~ 提督「遠征班は、今日は第六駆逐隊だったな・・・あれ?誰も来ない」 山城「天龍が引き連れてさっさと行っちゃいました」 提督「・・・天龍がいれば安心だよ。 なんだかんだ、業務をちゃんとやってくれるのは助かるね・・・」 山城「ですね・・・ん、通信です・・・ええっ!?」 提督「どうした?」 山城「第一艦隊より入電、旗艦金剛、独自判断で大破進軍、重症です!」 提督「なんだと!?」 港湾部 金剛「・・・やられたデース」 提督「金剛!大丈夫か!」 金剛「youに心配されなくても大丈夫デース」 山城「金剛!なんてことをするの!命令違反は重罪よ!軍法会議ものだわ!」 金剛「そこのscumに任せるぐらいなら、自分で判断したほうがましデース」 山城「なんてこと・・・あんたねぇ!」 提督「いいんだ!いいんだよ・・・俺の指揮が悪かった・・・許してくれ(深々と礼)」 金剛「フン!わかればいいデース。 私はTea Timeに行ってくるネー」 山城「・・・薬の影響とはいえ・・・なぜ言い返さないんですか!?」 提督「・・・」 山城「何とか言ったらどうですか!?」 提督「・・・帰るよ、今日の執務は終わり・・・帰って寝る・・・」 ~四日目~ 金剛「Hey提督・・・そろそろいい加減にして欲しいデース」 提督「な・・・なんだよ」 比叡「見てわかりませんか?艦隊の指揮が下がってるんですよ!(バァン!)」 曙「早く辞めてくれない?今すぐにでも」 北上「正直迷惑なんだよね~」 大井「不潔」 隼鷹「あんたがいると酒が不味くて力が入んないんだよね」 霧島「・・・もしかして?こちらが気になってるんですか?」 提督「それは・・・指輪」 霧島「・・・こんなもの、こうでいいんですよ(ポイッ ガサッ)」 提督「あ・・・・・ああ・・・・・」 「・・・なんであなたとケッコンなんかしたんですかね・・・私は」 提督「・・・っ!!」 俺はもうだめだった。 ケッコン指輪が宙に浮かんで消えたとき、もう何も考えることはできなかった、只々走って飛び出した、自分の部屋に行って泣いた。 信頼の強かった艦娘たちから向けられたあの目に、俺は耐えられなかった。 深海棲艦なんて知らない。 俺はそう思いながら泣いた。 少し荷物をまとめ、鎮守府を離れ、町の自分の自宅へと向かった。 ~自宅~ 提督「・・・忘れよう・・・もう俺は何もすることはできない・・・忘れよう・・・ ポロポロ 」 コンコン 提督「・・・宅急便か・・・はーい」ガチャ 山城「提督!」 提督「うわっ!・・・山城?」 山城「・・・やめないでと言ったじゃないですか・・・大本営は事情を知ってるので、休暇扱いだそうです、それと、今回の件で、例のドリンクを発送したものを更迭するそうです」 提督「ははは・・・そうか・・・でもさ・・・戻ってももうだめだよ」 山城「そんな・・・じゃあ、私は誰に指揮されればいいんですか!?」 提督「・・・新しい提督に・・・」 山城「ふざけないでください!私は、提督のこと、信頼のおける方だと思っているんですよ!?それをこんな・・・こんな形で・・・!」 提督「・・・すまない・・・」 山城「謝らないで下さい。 私は姉さまと同じくらい、提督に信頼を置いてます。 なら、提督の身に危険が迫ったのなら、それは姉さまに危険が迫ったのと同じ。 私はこの身を挺しても、お守りいたします」 提督「・・・ありがとう・・・でも、今日は一人にさせてくれ・・・俺は、少し疲れた。 みんなのこと、頼んだよ」 山城「・・・わかりました・・・」 その日は、あまりの出来事に何度もうなされながら、朝を迎えた。 あれは全部変な薬が悪いんだよ。 金剛は何も悪くないって」 金剛「提督ぅ・・・提督ぅううううううううううう!!ごめんなさい!ごめんなさああい・・・!」 山城「(まるで子供の様に泣く金剛を、提督はあやし続けていました。 ただ、今回の出撃で、肩に大きな弾痕が残ってしまった。 しばらくは消えないとのこと)」 提督「・・・泣き疲れて寝ちまったよ」 山城「大本営・・・本当に怒りますよ」 提督「まあまあ、良かれと思ってやったことだし、更迭されたならもういいじゃないか、責任も取ってもらったんだし。 まぁ、少しは怒りもあるけどさ」 山城「・・・提督は優しすぎます!」 提督「ははは、構わん構わん。 ほめ言葉だよ。 うわっ!?」 山城「天龍に龍田!?あなたたちなんでここに!?しかもなんで正座!?」 天龍「・・・このたびは大変申し訳ございませんでした、数々の所業、決して許されることはないでしょう。 私たちともども、解体すら生温いものと思っております。 この身をもってしても、罪を償おうと思っている次第でございます」 龍田「どうか、この身、煮るなり焼くなり好きなようにしてください」 提督「そうか・・・わかった・・・」 山城「提督・・・」 提督「お前ら二人とも目をつぶれ」 天龍・龍田「っ!」 提督「・・・・・そりゃ(凸ピン)」 天龍「あいたっ!」 提督「もういっちょ!(凸ピン)」 龍田「きゃっ!」 提督「はいっ、お仕置き終了~、さっさと業務に戻ろうぜ、二人とも、俺は怒ってないよ」 天龍「で、でも提督!」 提督「怒ってないよ、まぁ・・・少し悲しかったけど、原因は大本営から送られてき薬だったし、間違って飲んだ俺も悪いさ。 両成敗ってことで!」 龍田「でも・・・それじゃ提督が・・・」 提督「そうだな・・・じゃあさ、俺昨日何も食べてないから、なんか食べ物作ってきてくれないか?鶏肉食べたいなー・・・竜田揚げとか」 天龍「・・・いいんだな?」 提督「上官命令!ただちに食堂へ行って料理!0900に朝食として、姉妹仲良く持ってくること!以上!」 天龍・龍田「了解!」 提督「よろしいっ、んじゃ、頼んだよ」 山城「・・・まったく・・・」 ~執務室~ 提督「さてと・・・山城、悪いんだけど、第6駆逐隊と曙呼んでくれる?」 山城「わかりました『館内放送、館内放送、第6駆逐隊、暁、響、雷、電、および、第2艦隊旗艦曙、至急、執務室へ出頭せよ、繰り返す』 提督「あーあ・・・そんなに威圧しちゃって・・・別にいいのに(コンコン)入って、どうぞ」 5人「「「「「失礼します・・・」」」」」 山城「あなたたち!それでも艦娘なのかしら、シャキッとしなさい!」 提督「まーまー山城、さて、君たちに言いたいことはわかるかな?」 5人「「「「「・・・はい」」」」」 提督「よろしい・・・では・・・こいっ!」 5人「「「「「・・・えっ?」」」」」 提督「いや、だって辛かったろ?薬の効果が切れたとき。 ほら、胸貸してやるから飛んで来い!ちょっとお腹でてるからやわらかいぞ?」 山城「余計なこと言わなくていいのっ」 暁「・・・怒っていないの」 提督「全然」 響「無視したことも・・・?」 提督「まったく?」 電「お部屋に落書きしたことも?」 提督「ノープロブレム。 あれ、お前らだったのかい・・・」 雷「も、もう!そんなんじゃだめよ!私たちは悪いことをしたのよ!もっとちゃんと叱らないと!」 提督「はいはい、怖かったんだな。 大丈夫大丈夫」 雷「ちょ、ちょっと・・・うっふ、ふえええええええええん・・・怖かったよぉ・・・てーとくがどこかに行っちゃうかと思ったよぉ・・・」 響「・・・もう・・・もうあんなことしないからぁ・・・」 電「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」 暁「うわあああああああああああああん!!」 提督「はいはい、お前らはいい子なのは知ってるからな。 泣き止んだら、元気に遊んで来い!天龍に言えば遊んでくれるから」 曙「・・・バカじゃないの!?ホントクソ提督なんだから!腹いせに解体ぐらいするものよ!?あたしだったらそうするわよ!?このクソ提督!」 提督「曙ぉっ!!」 曙「っ!」 提督「・・・迷惑かけてごめんな、もう大丈夫だから」 曙「・・・なに・・・それ・・・まったく意味わか・・・んない・・・ぐすっ・・・うえええええええええん」 山城「(今まで張りつめていたのが嘘のように泣き始めた、思わず私もうるんでしまったのはいえない)」 提督「曙は、これから遠征だろ?よろしく頼むぜ」 曙「フン!あたしを誰だと思ってるの?曙よ?ちゃんとやるにきまってるでしょ!」 提督「あ、そ、そうだよな・・・」 曙「(あれ・・・いつもなら頭を撫でてくれるはずなのに・・・)・・・行ってきます提督」 提督「よろしく頼むよ」 山城「・・・少しずつ、もとに戻っていけばいいですね」 提督「そうだな」 [newpage] ~翌日~ 北上「・・・提督・・・?」 提督「北上か、どうしたんだ?」 北上「・・・いや・・・その・・・」 提督「具合でも悪いのか?お前には世話になったからな、いろんなところで活躍してくれて感謝してるよ」 北上「・・・提督・・・」 提督「前に被弾さてしまったときは悪かったな、俺の完全な采配ミスだ・・・」 北上「・・・ぐすん・・・」 提督「え?」 北上「な・・・んで・・・なんであんな・・・あんなこと・・・ごめんね・・・ごめんね提督・・・ごめんね・・・」 提督「お、おい!」 北上「ぐすっ・・・朝起きてあたし今までしてきたこと思い出して・・・それで・・・それで・・・提督に辞めちゃえなんて言って・・・本当に辞めちゃったらどうしようと思って・・・でも提督がここにいて・・・」 提督「・・・まぁ・・・確かに少し悲しかったけど、別に怒ってはいないさ、全部は大本営の変な薬のせいだから。 北上は何も悪くないよ。 だから気にすんなって」 北上「でも・・・でも・・・」 提督「でも、なんか物足りないなー・・・そうだ!開幕魚雷や夜戦で活躍してくれる、ちょっとユルッとした雰囲気の艦娘が元に戻らないとなー」 北上「・・・ふふっ・・・何それ・・・あたしのこと?しょうがないね~・・・ぐすっ」 提督「ははは。 それでよしっ!さぁ、もう大丈夫だから、大井と出かけといで?今日はショッピングのはずだったろ?」 北上「そのことなんだけど・・・」 大井と北上の部屋 北上「大井っち、起きそうにないんだよね・・・というか、あたしが出てったあと、鍵かけられちゃってさー。 おーい、大井っちー、開けてよー」 ドア<・・・ 北上「ね?」 提督「ふむ・・・大井?起きてるかー?」 大井「(ガチャ)・・・何しに来たんですか・・・私を解体にでもしに来たんですか?」 提督「(目のくまがすごいし、目が充血してる・・・)いや、そんなことはないぞ」 大井「・・・ほっといてください・・・どうせ私のことなんか、もうどうでもいいでしょ」 提督「・・・そりゃ聞き捨てにならんな(ガシィッ)」 大井「なっ!話してください!わかってるんですか!?私が提督に何をしたか!」 提督「だっていつものことじゃん。 北上さんに近づいたら容赦しませんよ?なんて、日常茶飯事で聞き飽きたよ」 大井「でも」 提督「俺は怒ってなーい。 さっさと起きて、北上と買い物行って来い!んで、せいぜいその目のクマと充血をみて笑われろぉい」 大井「・・・なにそれ!本当にデリカシーがない人ですね!やっぱり北上さんを預けるのは危険だわ!北上さん!こっちです!」 北上「わあ、痛いよ大井っち」 提督「そんじゃせいぜい仲良くなー」 北上「・・・よかったじゃん、大井っち」 大井「・・・提督・・・許してくれたんですね・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・(ポロポロ)」 提督「・・・ふぅ・・・みんなやっぱり心のダメージは大きいみたいだな・・・」 山城「大変ですね、提督」 提督「見てたのね。 ほかの子達はどうよ」 山城「金剛は落ち着きを取り戻してますね、曙や第6駆逐隊の子達もまだ影が見えますけど、徐々に良くなってきています、あんまり影響のなかった子たちもいるみたいです」 提督「色濃く出てたのは、加賀、隼鷹、比叡、それから・・・うっ(口元抑え)」 山城「提督!?」 提督「大丈夫だって・・・隼鷹の様子はどうだ?」 山城「部屋からは一歩も出ていませんね。 ご飯にも出てこないみたいです」 提督「そっか・・・少し心配だな。 様子見てくるよ」 山城「了解です、事務仕事はやっておきますね」 提督「頼むよ」 隼鷹の部屋 提督「隼鷹ー?隼鷹ー?」 隼鷹「(ガチャ)よぉー・・・提督じゃん、まぁ入ってよ・・・」 提督「隼鷹・・・お前、その窶れた顔はどうした!?」 隼鷹「ははは・・・情けねぇ話だよなー・・・この隼鷹さまが、酒が喉を通らないんだぜ?・・・あんなに大好きな酒がさぁ・・・飲みたくないんだ・・・」 提督「・・・あの事なら、変な薬のせいだ。 お前のせいじゃない」 隼鷹「それでも!・・・それでも提督は大きなショックを受けた・・・あたしの目には焼き付いちゃったんだ・・・あたしらを見る目が、どんどんと悲しみの目に代わるのを、怯えに代わるのをさ・・・」 提督「でもそれは・・・」 隼鷹「あたしね、提督と飲む酒が大好きなんだ。 あたしより弱いのに張り合おうとして、でも笑ってるあの顔が・・・でもさ、あの顔がさ・・・変わるんだよ・・・悲しみの顔にさ・・・!(ポロポロ)」 提督「隼鷹!(ガシィッ)」 隼鷹「ごめんよぉ・・・ごめんよぉ・・・いっぱい傷つけたよなぁ・・・悲しかったよなぁ・・・あたしらが悪かったんだ・・・ごめんよぉ・・・提督・・・(ポロポロ)」 提督「俺は怒ってないからな・・・少しづつでいいから・・・もとに戻していこうな・・・」 [newpage] 提督「・・・残るは比叡と加賀、霧島さんか・・・あれは・・・比叡?」 比叡(うう・・・提督の部屋の前に来ちゃった・・・どうしよう・・・私いっぱいひどいことしちゃった・・・」 提督「比叡?どうした?」 比叡「ひええええええええええええええええええええええええ!!」 提督「うわぁ!?」 比叡「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!もうあんなことしません・・・お願い!許してください!」 提督「わーわー!落ち着け!」 比叡「落書きを指示したのは私です!部屋を汚したのも私です!全部私がわるいんです!!ごめんなさあああああああああああああああああああああああい!」 提督「おおおお落ち着けえええええ!!」 比叡「・・・ごめんなさい・・・」 提督「いや、あれは怒る。 人の話聞いてないもん」 比叡「でも・・・」 提督「でももへちまもない!比叡!君には罰を与える!」 比叡「っ!」 提督「・・・鳳翔さんのところ言って、ちゃんとしたカレーの作り方を学んできなさい!」 比叡「えっ?」 提督「お前のカレーってさ、惜しい!カレー自体はしっかりできてるのに、変なものを入れるのがだめにする!だから、お前はカレーを学んで来い!それが罰!」 比叡「・・・それでいいんですか?」」 提督「なんだ?不服か?」 比叡「だって私あんなひどいこと!」 提督「だって変な薬のせいを、君らのせいにできないでしょ?あれはしいて言うなら、送り付けた大本営が悪い・・・って言っても、送り付けた相手、すでに更迭されちゃったし・・・それで責任問題が終わったのであれば、この話はこれで終わり!」 比叡「提督・・・」 提督「さぁ、いつもの掛け声いってみよー!」 比叡「・・・はいっ!気合い!入れてっ!行きますっ!!」 提督「それでこそ比叡だ!さぁ行って来い!」 比叡「はいっ!」 弓道場 加賀「・・・矢が・・・行かないわね」 加賀『鎧袖一触よ』 提督『流石加賀さん、うちの艦隊でもエースの中の一人!』 加賀『あなたの運用の仕方が上手いからです。 私だけの力じゃありません・・・』 提督『いやいや、俺なんかまだまだ半人前ですよ。 そうだ!これから間宮さんのところ言って甘味でも!』 加賀『やりました』 加賀「・・・もう・・・あの頃には戻れないのね・・・(ツー)」 提督「心が乱れてますよー、加賀さん」 加賀「!?・・・提督・・・?」 提督「うちのエースの中の一人なんですから、もっとちゃんとしてくださいね~?」 加賀「・・・出て行って・・・あなたに合わせる顔がないわ・・・」 提督「!!加賀さん!その指!」 加賀「えっ?」 提督「弦で指が切れてるじゃないですか!目にはクマ・・・どれだけの時間弓を射ってたんですか!」 加賀「・・・このぐらい・・・あなたが受けた苦痛に比べれば・・・」 提督「!!(パシィッ)」 加賀「っ!?・・・提督」 提督「・・・自分の身を大事にしない人は嫌いですよ。 加賀さん」 加賀「あっ・・・あっ・・・」 提督「それに・・・僕はもう大丈夫です。 怒ってませんし、原因も知ってる以上、みなさんを責めることしませんし、できませんもん」 加賀「でも・・・」 提督「あ、でもこれだけは怒らせてください!」 加賀「っ!」 提督「加賀さん、俺の部屋の羊羹食べたでしょ!俺あれ大事に取っといたのにぃ・・・」 加賀「・・・そんな・・・ことを・・・?」 提督「あ、そうだ!間宮さんのところ言って甘味を食べませんか?俺のおごりで!」 加賀「・・・いいの? ツー 」 提督「もちろんです!まぁ・・あれですよ。 君の苦しみは僕の苦しみ、君の探し物は僕の探し物。 ケッコンってこういうものだろ?」 霧島「・・・提督・・・ですが」 提督「そして、こんなこともあろうかと・・・、はい」 霧島「・・・探照灯」 提督「艦隊の頭脳ともある霧島さんが、こんなくらい中明かりもなしで見つけれるわけないでしょ?」 霧島「・・・そうですね」 提督「さぁ、一緒に探そ?」 霧島「・・・はい・・・!(ポロポロ)」 ガサガサ 提督「・・・ないね・・・」 霧島「・・・いえ・・・絶対あります・・・絶対・・・絶対ぃ・・・・(ポロポロ)」 提督「・・・だね・・・ん?これは・・・。 !あった!あったよ霧島さん!!」 霧島「ほ、本当ですか!?あぁ・・・あぁ・・・私の・・・提督との絆ぁ・・・!・・・もう二度と離しません!」 提督(直後、霧島さんは倒れて寝てしまった。 あれ以来ずっとうなされていたようだ。 このSSを読むにあたって、よろしかったらこれを見てほしいです。 2chblog. html]] 私がこれを書こうと思った要因の一つとなります。 まぁ、この人ほどうまくはないです。 というか、文章を書くのは好きですが、基本的に壊滅的に面白くないです。 よくあんなに面白く書けるなぁと思っている所存であります。 さて、今回のお話でしたが 出てきた艦娘のうち6人とはケッコン済みです。 ほかのの艦これ小説を見てもらうとわかりますが、嫁は霧島さんです。 ええ、霧島さんです。 霧島さんかわいいよねー、いやもうほんとすこ ボブカットにメガネで太ももムチムチとかたまらんなぁおい。 それでいてお姉さんっぽいのに兄弟じゃ末っ子とかもうたまらない! 諸君 私は霧島が 好きだ 諸君 私は霧島が 好きだ 諸君 私は霧島が 大好きだ! そんなわけで、今回読んでくれた方々、本当にありがとうございました! もしかしたら・・・バットエンド・・・書くかもね?それでは皆様さようなら.

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【艦これ】色んな鎮守府の日常【SS】

提督 嫌われ ss

」 長門との引き継ぎも無事終了した いくら人間が変わろうとも前任から受けた暴力や辱めが消えることは無い だから長門も俺に対してなんらかの反応を示すと思ったのだが……さすが長門と言わざるおえなかった 彼女はその昔『艦』として連合艦隊旗艦を務めただけあってどんな物事に対しても冷静沈着だった 長門自身の観察眼のお陰なのか俺がどんな男でどんな指揮をしてきたのか見定めたのか作業が終わる頃には提督として認めると断言してくれた。 俺は素直にそれを喜んだ いくら艦娘たちが人間不信に陥っていたとしてもこのように分かってくれる艦娘もいるということに まずは1人、ゆっくりと着実に彼女達の心を取り戻していこう。 爪痕 提督「とりあえず書類だけでは分からないことばかりだな…自分の足で確認しにいくとするか」 ー食堂ー 提督「…なんだこれは」 自分の鎮守府とのあまりの違いに驚きを隠せない これだけ大きな鎮守府なのだからさぞ食堂も広く充実しているものだと思っていたが机や椅子はもちろん明かりまでもがボロボロで廃墟のようになっていた 提督「こんなところで飯を食っていい働きができるわけがない…まずはここから変えていかねば」 提督「そういえばここには間宮と伊良湖は居ないのか…?」 提督「おーい、誰かいないのか! 」 間宮「は、はい! 」 間宮「す、すみません!! すみませんすみませんゆるしてください殴らないでください蹴らないでください」ガタガタ 提督「(しまった…)す、すまん!君に怒った訳では無いんだ!こちらこそ済まなかった!」フカブカ 間宮「ぇ…?」 提督「前任がいかに屑だったのかがわかって怒りが顕になっただけだ、すまん」 間宮「そ、そうでしたか…」ビクビク 提督「と、とにかく!俺が着任したからには今の食事状況と食堂はなんとかする!協力してくれるか 間宮」 間宮「…はい」 提督「とりあえず食料の配給に関してはあとで大本営に問い合わせて持ってきてもらうとして 問題はこの食堂の廃墟ぶりをなんとかしなければな」 間宮「基本的にこの鎮守府の補修維持は妖精さんが担当されているのですが前任の行いがあまりに非道なために妖精さんも1人残らずいなくなってしまって……」 提督「そうなのか…それじゃあ直しようがない……ん?」クイクイ 妖精「あなたがあたらしいていとくさんです?」 妖精「はわわ、なかなかかっこいいていとくさんなのです」 妖精「なにかおこまりですか?」 提督「あれ、妖精さんいるじゃないですか」 間宮(…え!? な、なんで妖精さんが…!? この鎮守府からはいなくなったはず…いや、確か心の綺麗さ尚且つ悪の感情などがない人間に対しては友好的と明石さんに聞いたことがあります…この提督は妖精さんにも好かれるほどの人格者ということ…?) 提督「妖精さん、ちょっと頼みたいことがあるんだけど いいかな?」 妖精「なんでしょうか!」 妖精「われわれようせいはなんでもなおせるのです!」 妖精「ようせいさんにおまかせあれ!」 提督「じゃあこの廃墟みたいになってる食堂をリフォームしてくれるかな?もちろん終わったあとは甘いものでも用意しておくよ」 妖精「それくらいかんたんですよ!」 妖精「あまいもの…さすがていとくさんなのです」 妖精「ていとくさんのことすきになりました!」 提督「ははっ、ありがとね じゃあよろしく頼むよ」 妖精s「はーい!」 提督「よし、これで何とかなりそうかな」 間宮「あ、あの…」 提督「?どうしたんですか?」 間宮「本当にありがとうございます…なんとなくあなたが悪い人ではないことがわかってはいましたが心のどこかであなたを前任と同じ人間と思っていました でももう大丈夫です、間宮はあなたについて行きます! 」 提督「…そうですか、それは光栄です 食堂が直って再開できるようになったら美味しいご飯楽しみにしてます」 間宮「っ…はい!」ポロ 提督「…これで一つ問題解決か…」 提督「いや、まだ山ほど改善するところはある 気は抜けないぞ」 傷 提督「食堂があんなんじゃ入渠ドックや工廠は……考えるのをやめよう…」 提督「ひとまず入渠ドックの方へいってみるか」 ー鎮守府廊下ー 提督「長門から説明を受けた感じだとこの辺りだと思うのだが…」 …ウウ… 提督「な、なんだ…? 」バッ …イタイ… 提督「呻き声…?こっちから聞こえたな」 『医務室』 提督「ここか…?」ガチャ 提督「うっ…!? 」 地獄絵図 一言で表すには十分すぎる光景だった 元師が言っていた、入渠させていないと じゃあ損傷した艦娘はどうなる?どんなに沈みそうになっても帰ってきさえすれば直せる、でも入渠しなければ治らない 覚悟していたことではあるがさすがに堪える… それにしても腑に落ちないことがある 入渠を禁止していたのだから損傷したままなのは分かるが前任がいなくなり長門が艦隊運営をしているのだからすぐにでも入渠させるはず…一体どうなっているんだ… 「うぅ…痛い……」 提督「お、おい!大丈夫か」 「…?…あ、あなたは…」 提督「本日付で着任した提督だ!それよりどうして入渠で傷を癒さないんだ」 「…ドックは…壊れてて…妖精さんがいないから直せなくて…」 ドックが壊れている…?なんでドックが壊れているんだ…?まさか前任の目を盗んで入渠しようとするやつがいては困るから破壊した…なんてことじゃないだろうな……どっちにせよ妖精さんに直してもらわなければ 提督「お前ら、ちょっとまってろ 直ぐに直してもらってお前達の傷を癒してやるからな!」ダッ 提督「とりあえず入渠ドックを探さないと…っ…くそッ…バカでかいからどこに何があるかわかんねぇ!!!」カベドン 「あ、あの…」 提督「…なんだ!! 」 「ヒッ…にゅ、入渠ドックなら…そこの角を曲がった先に…すみません……」 提督「(またやってしまった…)そ、そうか!すまん 助かる!え、ぇーと…」 潮「駆逐艦…潮…です…」 提督「潮か!助かった!またあとでな!」ダッ 潮「…」 ー入渠ドックー 提督「おいおい…なんだこれ…」 電球が割れたのか破片が散らばり ドック内にはカビや酷いところでは崩れたりしていた ここまでくると壊れてない方がおかしいってくらいにはボロボロで 考えただけで頭痛が痛い… 提督「酷いってレベルでもないぞ…」 提督「とりあえず妖精さんを呼ばなければ…」 妖精「ていとくさんよびました?」 提督「うおっ!?」ビクッ 妖精「おんなのこをみておどろくなんてしつれいです」シクシク 妖精「まったくていとくさんてば おとめごころがわかってないのです」ジトメ 妖精「でもそんなていとくさんもすきです」ホワワ 提督「(なんか色々言ってるけど気にしてる場合じゃないな…)と、とにかく!君たちちょうどいい!艦娘たちがドックの損傷のせいで入渠出来なくて苦しんでいるんだ!なんとか直せないか!? 」 明石「は、はい!」 提督「それじゃあ 妖精さん明石のサポートよろしくね これ金平糖ね」ヒョイ 妖精s「「わ〜!!! 」」キラキラ 提督「俺は艦娘寮の方を見てくる 解体が終わり次第通常勤務に戻ってくれ」ガチャ 明石「…っ…はい、了解です!」 明石「(提督…)」 寮 提督「(時間はヒトヒトマルマル…間宮さんもそろそろ昼飯の準備始めたところか)さて、寮はどうなっているのか」 ー鎮守府廊下ー 長門「提督 どうしたのだ」 提督「長門か いやなに今のところ行ったところが全てろくなことになっていないからな艦娘寮の方の確認だ」 提督「(…だがちょうどいい さすがに今日着任したばかりのやつ 尚且つ前任の影響で人間に対する恐怖心がある艦娘たちがいるところにズカズカ入っていっては逆効果だな )」 提督「寮の方だが 長門から見て何を改善すべきだとおもう」 長門「部屋自体は問題ではない まずうちの艦娘たちは出撃が多すぎてろくに自分の部屋に戻ることも出来なかったからな」 長門「だが、その分部屋に何も無いのだ あるのは布団とはお世辞にも言えない布切れだけで雑魚寝だ これから出撃なども復帰することになれば必ず不調を来すと私は思う」 提督「わかった 妖精さんに頼ってばかりだが全部屋にベットなど家具1式を揃えてもらうよ」 長門「すまない そういえば入渠していた艦娘達が全員回復したぞ 」 提督「わかった そろそろ昼の時間だしちょうどいいな」 ピンポンパンポーン 〜ヒトフタマルマルお昼の時間になりました 艦娘達は食堂に集合してください〜 提督「言ったそばからだな 長門お前もいってくるといい」 長門「あぁ そうさせてもらう」 艦娘目線〜食事〜 長らく損傷のために食事も風呂もできなかったけどお風呂が治っていてしかもお昼ご飯が食べれるらしい どうやら新しい提督の計らいのようだけど 何を考えているのかわからない 前任は私たちのことを人間として扱ってはいなかった 都合のいい兵器 逆らうことの出来ない女として自らの欲を吐き出すだけ… 人間は信用できない 今度信用して裏切られたら私はもう二度と信じるということが出来なくなりそうで… ー食堂前ー …やけに食堂の様子が騒がしい いつもなら誰一人話すことなく箸と食器の音しか聞こえないものだったようなきがしたんだけど… ガチャ ザワザワ オイシイネー イキテテヨカッタ… ナカナイノ… 「なにこれ…」 間宮「あ、潮ちゃん!こっちこっち!配給しますよ!」 潮「…はい」 間宮「はい!どうぞ!今日はカレーライスですよ」 潮「これは…」 曙「潮 こっち座りなさい」 潮「あ、うん ありがとう」 曙「あんたも動揺してるわね まあ無理もないわ昨日と違いすぎるもの」 潮「うん…でもみんな嬉しそう 」 曙「…さ、食べましょう冷めるわ」 潮「うん」パクッ ……おいしい …おいしいよ…なんでこんなに…おいしいの… 甘くて辛くて不思議な味 でもどこか懐かしいような味 突然しょっぱく感じた 気がつけば涙が出ていた いままでの待遇からのあまりの落差かそれとも新任の提督の優しさなのか 涙を流さずにはいられなくなった ずるい ずるいなぁ…そして自分自身がちょろ過ぎて…こんなことされたら信用所か一生ついて行きたくなる… 私たちを地獄から助けてくれた…提督に… ー執務室ー 提督「いくらなんでもカレーライスは安直すぎたかな…喜んでくれてるだろうか…」ズズッ 提督「…まずいな」 演習 新任の提督が来てから1週間が経った 初日の夕方に着任挨拶がありその時に1週間の休養の命令があったので皆自由に休養を取っていた そして今日 この鎮守府の全ての艦娘が演習場に呼び出された 全てとはいってもこの鎮守府は戦艦の金剛さんと長門さん以外は駆逐艦しかいないんだけど… 潮「今日のこの呼び出しはなんなんだろうね」 曙「さぁ あの提督何考えてるかわからないし 変なことではないと思うけど」 提督「みな、おはよう 全員いるな」 提督「これから皆には演習を行ってもらう」 …ザワザワ…ザワザワ 長門「提督に変り 長門が説明する」 長門「我々の今までの戦いは到底戦いと言えるものではなかった なんせ特攻作戦ばかりだったからな」 長門「だが、今後は海域奪還や姫 鬼クラスを相手にしなければならない」 長門「そのために提督の前に指揮していた艦隊と演習を行い戦闘の感覚を思い出してもらう」 長門「演習にきてもらう艦隊には戦艦1名軽巡2名駆逐艦1名だ 戦艦には戦艦同士での演習を主に 軽巡の2人には対潜に特化した艦娘と火力装甲共にトップレベルに近い艦娘 そして駆逐艦は夜戦火力トップクラスの艦娘だ 彼女たちから学ぶことは多いと思う 勉強だと思い全力で取り組むように!」 長門「本日は駆逐艦対駆逐艦で行う…のだが…」 長門「提督 その…まだ来ないのか?」 提督「あいつら…」 しれぇ〜〜〜!!! 提督「ん?」フリムキ 「しれぇ!!」ガバッ 提督「グフッ」ドサッ ザワザワザワザワ 長門「提督!? 大丈夫か!」 「会いたかったですよ!!」 提督「…いてて…その声は…比叡か?」 比叡「はい!あなたの比叡です!」 提督「いつからお前はオレの嫁になった…」 比叡「なってませんが指輪は欲しいです!!」 提督「…とりあえず降りろ 重い」 比叡「なっ…!? 女の子に向かってそんなこといっちゃだめなんですよ!? 」 提督「てめーのその格好を見ろこのバカッ!!! 艤装つけてるやつが重くねぇわけねぇだろ!!」 比叡「ハッ…すみません…」シュン 提督「つーか他の奴らはどうした」 比叡「…司令に早く会いたくて先に来ちゃいました…」 提督「はぁ…」 こらぁぁぁ!!!!比叡!!!!! 比叡ビクッ 球磨「なに抜け駆けしてるクマ!!!!!」 比叡「い、いや、その…」 球磨「まったく……あとで扱いてやるクマ」 比叡「そ、それだけは…」 球磨ギロッ 比叡「…はい」シュン 球磨「提督 第1艦隊到着しました クマ」 提督「うむ、では皆に紹介する 」 提督「旗艦 軽巡球磨だ 軽巡としては火力雷装対空装甲がトップクラスなやつだ 学べることも沢山あるだろう、仲良くな」 球磨「よろしくだクマー」Lv123 提督「2番艦五十鈴だ 彼女も軽巡トップクラスの対潜対空能力を誇る イベント海域などは対潜戦が必ずと言っていいほどある1隻の敵潜水艦だけでも油断はできない 君たちの爆雷で守れる道もあるだろう 五十鈴に扱いてもらうように」 五十鈴「よろしくね 」Lv127 潮「(あの二人指輪してる…)」 提督「三番艦比叡、高速戦艦として今まで数々の戦いで活躍し御召艦としての艦歴さえある 同型の金剛や低速にはなるが長門にも学ぶところはあると思う 」 比叡「気合い!入れて!頑張ります!」Lv99 提督「四番艦綾波だ 駆逐艦の中では第2位の火力を誇り 夜戦での戦いともなると独壇場だ 夜戦での戦いも彼女から教えてもらうといい」 綾波「ごきげんよう。 特型駆逐艦、綾波と申します。 」Lv99 提督「それでは演習を開始とする!」 長門「まずは駆逐艦対駆逐艦 こちらからは朝潮 満潮 霞!準備しろ!」 提督「綾波 頼んだぞ」 綾波「はい!」 ー演習海上ー 朝潮「こちらは私たち3隻 あちらは駆逐艦1隻定石で考えれば圧倒的有利 でもなにがあるか分かりません 満潮 霞油断は禁物よ」 満潮「言われなくてもわかっているわ 」 霞「ふん!どうせあの屑提督の艦娘なんて大したことないわよ」 綾波ピクッ 朝潮「ちょっと!霞 そんなこといったらだめよ」 満潮「朝潮姉 別にいいじゃない 人間なんて皆同じよ どうせ今までやってきたことも全てご機嫌取りよ最後には裏切られるんだから 前もそうだったじゃない」 朝潮「でも…」 ドンッッ!!! 3人「!? 」 球磨「綾波 ちょっと変わってくれクマ」 綾波「…わかりました でも手加減してあげてくださいね」 球磨「保証は出来んクマ」 球磨「おい」 霞「な。 なによ」 球磨「提督のことを侮辱することは許さないクマ訂正するクマ」 霞「ふん!なによ!人間なんかとイチャイチャしちゃって気持ち悪い あんたたち頭がどうかしてるんじゃないの!? 」 朝潮「霞!言い過ぎ…」 球磨「そうか わかったクマ」 球磨「本来なら綾波だったが球磨がお前達の相手をしてやるクマ 」 霞「上等じゃない…朝潮型を舐めないでよね」 朝潮「こうなったらやるしかないようね 満潮!」 満潮「しょうがないわね 行くわ!」 球磨「お前達は弱いクマ ハンデをやるクマ 球磨は14cm単装砲のみで戦うクマ」 球磨「その代わり 球磨が勝ったら二度と提督を侮辱するな わかったな」 霞「その言葉 後悔して知らないわよ」ギリッ 霞「そんな…」大破 朝潮「強すぎる…」大破 満潮「…っ…」大破 球磨「…球磨を舐めるなクマ」無傷 ザワザワザワザワ 長門「なんなんだあの軽巡は…おい!提督説明してくれ!」 提督「あれがうちのトップ軽巡だよ」 長門「…私が戦っても勝てる気がしないな」 提督「ははっ…褒め言葉だな」 球磨「さて、球磨の完全勝利ってところクマ 約束通り二度と提督を侮辱するな 分かったな」 霞「…っ…わかったわよ…」 球磨「…お前らは一直線に向かってきすぎだ 随伴艦との連携もバラバラ こんなんで勝てるわけがないクマ」 3人「…」 球磨「…明日からビシバシ鍛えてやるクマ 覚悟するクマ」 3人「…!」 長門「とりあえず午前はこの辺できりあげる!午後からは曙 潮対球磨だ!そのことを頭に入れて午後からも演習に励むように!」 長門「解散!!! 」 執務室 22:00 扉 ガチャ 球磨「提督入るクマ」 提督「…どした」カキカキ 球磨「可愛い嫁が愛する旦那様を心配して来てやったクマ」 提督「そりゃどーも」カキカキ 球磨「…提督 ちゃんとご飯食べてるクマ?睡眠は取れてるクマ?休みは取らないといけないクマ」 提督「だいじょぶだいじょぶ」カキカキ 球磨ガタッ 提督「うぉっ!? 」 球磨「提督 人の話をちゃんと聞くクマ」 提督「ちゃんと聞いてるって飯と睡眠と休暇だろ?大丈夫だってば」 球磨「…その割には目の下に隈はあるし心做しか痩せた気がするクマ」 提督「気のせい気のせい」カキカキ 球磨「…どーせ即席食品ばかり食べてるクマ」 提督ビクッ 提督「そ、そんなことはないぞ…?」ピクピク 球磨「…はぁ…提督は本当に世話が焼けるやつクマ」 提督「…すまん」 球磨「球磨がなにか作ってきてやるクマ そこで待ってるクマ」.

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ヤンこれ、まとめました

提督 嫌われ ss

少将「... 久しいな、大佐」 大佐「えぇ。 何年ぶりでしょうか」 少将「もう二年になる。 あの時から、大忙しだったものでな」 大佐「お察しします。 大規模作戦の失敗は事後処理が大変ですから」 少将「本当にその通りだ。... 前線の基地が潰れたとなれば、さらに書類が回ってくる」 大佐「要するに、面倒くさがりの中将から書類を押し付けられたわけですね」 少将「そうかもしれん。 ただ、こうして料亭の美味いご飯が食えるならそれで良い」 大佐「... では、今日ここに呼んだのは料亭で楽しく食事でもするためですか?」 少将「まさか。 ただの食事なら、中華料理店に行くさ」 少将「... 本題に移ろう」 大佐「はい。 できれば手短にお願いします」 少将「分かっている。... では、単刀直入に言わせてもらう」 少将「大佐。 君には、もう一度提督として艦隊を指揮してほしい」 大佐「... 貴方の頼みといえど、それだけは難しいお願いだ」 少将「... 」 大佐「貴方も理解しているでしょう。 私は艦娘を嫌悪している。 そんな人間が提督なんて、一日も持ちません」 少将「理解はしている。 だが、この件は私ではなく元帥閣下からのご命令でな」 大佐「... 」 少将「大佐も知っての通り、深海棲艦は日に日に勢力を拡大している。 優秀な指揮官を放っておくほど、余裕はない」 少将「この国を守るには、大佐の力が必要だ」 大佐「私の力が、ですか」 少将「あぁ。 元帥閣下も、そう仰っていた」 大佐「... 逆らえば極刑は免れないでしょうね」 少将「だろうな。 いままでの事例から見れば、命令に背くことは極刑以外有り得ない」 大佐「... 酷い話だ」 少将「仕方あるまい。 それが我々、軍人だ」 大佐「... 」 大佐「軍人なんて、目指さなければよかった」 少将「もう遅い。... あぁ、秘書艦の件については心配しなくて良い」 大佐「... もしかして、彼女が?」 少将「そうだ。 あちらに着いた後は彼女を頼ってくれ」 少将「... 時間だ、大佐。 既に送りの車は手配してある」 大佐「はっ。 これにて失礼します」 大佐「... あとで、物資の手配をお願いしますよ」スッ... スタスタ 少将「たんまりと送ってやるさ」モグモグ ---------------- 大佐「... 」 運転手「大佐、空港に着きました」 大佐「有難う。... あぁ、そうだ。 少将に伝言をお願いしたいんだが」 運転手「はい、なんでしょう?」 大佐「いつか高級中華をご馳走になりますので、覚悟しておいて下さいと」 運転手「... 中華、昔からお好きですね」 大佐「あぁ。 特に麻婆豆腐がな」 運転手「少将の行きつけなら、いつでも連れて行ってもらえるはずですよ」 大佐「それでも良いが.. 」 大佐「少将、激辛の店ばかり選ぶんだ」 運転手「あの人、結構激辛好きですからね... 」 運転手「分かりました。 きっちり伝えておきます」 大佐「... 頼んだぞ」 運転手「おまかせを。... では、これで失礼します」 大佐「本当に、激辛だけは勘弁だ」 ----------------- 大佐「... 」ペラッ 大佐「... 元帥閣下、何を考えているんだ」 大佐「まだ他の鎮守府なら良いものを、よりによって佐世保とは」 大佐「しかも配属されている艦娘も昔と同じ... 」 大佐「... 」 大佐「辞めよう。 考えるだけで嫌になる」 大佐「あぁ、本当に嫌になる」 ----------------- 「ねぇ、新しい提督が着任するってほんとかな?」 「確か今日だったはずだよ」 「どんな人だろうね?」 「きっと良い人さ。 前任の司令官みたく、優しくしてくれる」 榛名「皆さん、そろそろ提督が鎮守府に着く時刻です」 北上「じゃ、予定通り迎えいくよー」スタスタ... 榛名「お願いします。 では、提督が来るまで待機しましょう」 「... 」 「みんな、提督に会ったら驚くだろうねぇ」 「まさか自分たちが虐げてた人間が戻ってくるとは思ってないだろうし」 「ま、あたしには関係ないからいいかな」 「... 待ってるよ、提督」 ----------------- 大佐「... ここか」 大佐「変わらないレンガの外壁、見慣れた建物」 大佐「何も、変わってない」 「... でも、提督は変わったでしょ?」 大佐「... 」 大佐「人は変わるものだ。 それはお前が一番分かっているんじゃないか?」 大佐「なぁ、北上」 北上「ありゃりゃ、バレちゃったか」 大佐「そりゃあ分かる。 わざわざ声を掛けてくるとは思わなかったが」 大佐「... 少将から話は聞いてるのか」 北上「聞いてるよー。 提督、また佐世保に戻るからーって」 大佐「... 」 北上「その様子だと渋々って感じ?」 大佐「当たり前だ。 好き好んで艦娘とコミュニケーションなんて取りたくないからな」 大佐「... 数時間前、元帥閣下からの書簡を受け取った。 それで提督に復帰したんだよ」 北上「やっぱりね。 提督、いまもすっごい嫌そうだし」 大佐「... 顔には出てないはずだが」 北上「見た目無表情でも、目が鋭すぎるからさー」 大佐「... 」 北上「ま、とりあえず鎮守府に行こっか」 大佐「... あぁ」 北上「今夜は楽しくなりそうだねぇ」 ----------------- 北上「連れてきたよー」 榛名「ありがとうございます。... それで、提督はどちらに?」 北上「廊下で待ってるんだってさー。 会議室の扉はあたしが開けるから」 榛名「分かりました」 榛名「... なんだか、絡みにくい方ですね」 北上「そうかな?... まぁ、会えばわかるんじゃない?」 榛名「そうですね。 既にほかの方々は揃っていますし、始めましょうか」 榛名「... まず、 着任の挨拶から行いましょう」 榛名「北上さん」 北上「... 」 榛名「北上さん?」 北上「... はぁ」 北上「... ていとくぅー、やっぱり面倒だから自分で開けちゃってよー」 「... 仕方あるまい」 「全く、相変わらずここの扉は開きづらいな」ガチャ 榛名「... っ」 榛名「... 北上さん、これは何かの間違いですか」 北上「ん、違うけど?」 榛名「... 」 榛名「書類には、他の提督のことが書かれて... 」 北上「あー、それ全部嘘。 だってあの人が着任するってわかったら逃げるつもりだったでしょ?」 北上「ほかのみんなもさー、知ってたら逃げてたんじゃない?」 北上「ね、大井っち?」チラッ 大井「それは... 」 北上「全員さ、提督にしたことから目を背けたくなっちゃうんでしょ?」 北上「でも、それって許されないことだよねー。 散々提督のことを罵倒して、怪我させたんだから」 北上「そうでしょ?榛名さん」 榛名「... 」 北上「榛名さん以外のひとも全員そうだから。 自分のしたことから逃げられると思ったら大間違い」 北上「如何に許されない行為をしたか、振り返ってみたら?」 ----------------- 彼女ら艦娘が、一体何をしたのか。 なぜ、北上だけが反論できるのか。 それには、過去を遡る必要がある。 全て本当で、事実。 艦娘たちがしたことを、許すなんてありえない。 佐世保鎮守府」 提督「前任が事故で大怪我を負ったことで私が転属になった訳だが、いまいち理由がわからん」 提督「... 」 提督「いや、今はどうでも良いことか」 提督「小さな泊地を任されていた私が、佐世保の鎮守府を任される」 提督「これだけで大出世なんだから、たとえ後釜でも構わん」 提督「さて、行くとするか 」 ----------------- 提督「... 」 提督「誰もいない、のか」 提督「提督が新しく着任するまでは出撃や遠征も無い... という話だったが」 提督「... 」 提督「とりあえず、執務室に向かおう」 提督「道中艦娘に会えば好都合、この鎮守府の案内も任せられる」 提督「居なかったとしても、着任挨拶の後で誰かに案内してもらえれば問題は無い」 ----------------- 提督「誰とも会わず執務室に着いてしまったな... 」 提督「これじゃ道案内すら頼めない」 提督「... まぁ、案内は後でしてもらうとして」 提督「まずは執務室の掃除から、だな」 提督「... 」 提督「こんな埃まみれの部屋じゃ、執務すらできん」 提督「... 机に積もった埃」 提督「前任は執務室を使っていなかったのか?」 提督「彼が怪我を負ったのは数週間前、さすがにこの短期間で埃が積もるなんて」 提督「それに所属している艦娘ならば掃除もするはず... 」 提督「... 」 提督「なにか、おかしい」 ----------------- 提督「... 掃除用具を借りに来たのはいいものの、人気がない」 提督「鎮守府の敷地内に設置されたグラウンド、本当に使われているのか?」 提督「... 」 提督「違う、な」 提督「今はそれを気にするよりも、掃除するために道具を取らなければ」 提督「多分、倉庫か何かに雑巾やらバケツやら入っているはず」 提督「... ひとりで部屋を掃除するのは、少し骨が折れてしまうな」 提督「こういう時に秘書艦の存在が大きいわけか」 提督「... 身に染みてわかる」 提督「前の泊地じゃ、彼女たちに助けられてばかりだったもんな」 提督「本当に、数日前が懐かしく思う」 ---------------- 提督「... 倉庫から雑巾とバケツを取ったは良いが、肝心の水場が分からん」 提督「... 」 提督「困ったな」 提督「誰かに聞こうにも、人っ子一人いないわけだし」 提督「... 」 「... 目付き悪いけど、人柄は良さそう」 「大井っちには絡むなって言われたけど、別にアタシがそれを守り通すとは明言してないから」 「提督と絡むくらい、北上様の勝手でしょー」 ----------------- 提督「... 水場、何処にあるのか」 提督「探し回るよりも誰かに聞いた方が良いのは確かだが... 」 「ん、なにかお困り?」 提督「... あぁ、水場を探していてな」 提督「執務室を掃除するため、こうしてバケツを持っているわけなんだ」 「ほー。 じゃあ、アタシが案内してあげるよ」 提督「助かる。 ちょうど、案内人を探していたところだったんだ」 提督「ありがとう、北上」 北上「別に気にしないでいいよー。 案内くらい、いつでもできるし」 北上「それに暇だったから、ちょうど良い暇つぶしになるしー」 「... 北上、さん?」 ----------------- 提督「案内に次いで用具運びまで任せてしまったな」 北上「いいっていいって。 バケツは重いだろうし、分担した方が良いでしょ?」 提督「... ありがとう」 提督「やっぱり、分担すると楽になるな」 北上「まーねー。 でも重いものは持てないよ」 提督「分かっている。 重いものくらい男が持つさ」 「... 声」 「それも北上さんと会話してる、男の」 「... 」 ----------------- 提督「... やっと執務室、か」 提督「鎮守府ともなれば廊下も長いし、グラウンドから一苦労だ」 北上「だねー。... じゃ、早く掃除終わらせちゃおー」 提督「そうだな。 すぐにでもそうしたいところだが... 」 大井「... 」 提督「どうやら、彼女は私に用があるみたいでな」 提督「... 」 提督「君が、大井だな」.

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