ラプンツェル 兄弟。 「塔の上のラプンツェル」男の悪役の名前は?盗賊やディランの母親についても

【ラプンツェル】毒親・ゴーテルは悪くないし優しい?娘への愛情からいい人なのか考察

ラプンツェル 兄弟

『塔の上のラプンツェル』がついに実写化? 『塔の上のラプンツェル』の原作は、あのグリム兄弟が手掛けたドイツ児童書の『ラプンツェル』。 グリム童話とは、ドイツのグリム兄弟がドイツ周辺の古い民話を元ネタに、修正や加筆を加え出版した子供向けの童話集です。 元々グリム童話はとても生々しく残酷な描写が多いことから、周囲の批判も多かったんですね。 そのため、現在私たちが読んでいるグリム童話は、初版に修正を加えたものがほとんどなのです。 初版原作の『ラプンツェル』でも性的描写が使われていたり、残酷な内容ばかりなので、とてもお子様に聞かせられるような内容ではありませんでした。 そんな『ラプンツェル』は大きく分けると3種類があります。 過激な原作を紹介する前に、ディズニー版のあらすじからおさらいしていきましょう! ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』 魔法の力がある金色の長い髪を持つ少女ラプンツェル。 森の奥の高い塔に住むラプンツェルは、母親だと思い込んでいる魔女のゴーテルにの命令により、18年もの間、一度も外の世界を知らずに過ごしてきました。 しかし、ラプンツェルはいつか必ず外の世界に行くことを夢みています。 ラプンツェルが18歳の誕生日を迎える前日、大泥棒のフリンが身を隠すため塔にやってきました。 そこで、ラプンツェルはフリンにお願いをして、一緒に外の世界へ行くことを決意します。 外の世界を初めて体験したラプンツェルと、彼女に惚れたフリン・ライダー。 少しずつ2人の運命が変わっていくという、夢と冒険溢れるラブストーリーです。 【あらすじ】 ・ 【ラプンツェル】 ・ 【フリン】 ・ グリム初版原作『ラプンツェル(Rapunzel)』のあらすじ 初版原作『ラプンツェル』のあらすじ ディズニー版ではロマンチックに描かれていた『塔の上のラプンツェル』。 続いて、子供向けではないと言われているグリム初版原作『ラプンツェル(Rapunzel)』のあらすじをご紹介します。 過激な描写が特徴の、お子様NGの物語です。 夫婦とラプンツェル 昔、子どもが欲しいと思いながらも、なかなか授からない夫婦がいました。 ある時、その夫婦はやっとはじめての子供を授かりました。 お腹に子供がいる妻は、隣に住んでいる妖精(第2版以降のストーリーでは魔女)のお庭で育っている野菜が食べたくて仕方なくなりました。 その野菜は、「ラプンツェル」という名前の品種でした。 だんだんと体調が悪くなる妻は、食事が思うように摂れなくなってきてしまいます。 そして、妻は「ラプンツェルを食べられなければ私は死んでしまう」と夫に言うのでした。 日に日に弱っていく妻を見た夫は、妖精が育てているラプンツェルを盗み、妻に食べさせました。 妻はラプンツェルの美味しさがクセになり、もっと食べたいと夫に言うのでした。 そして、次の日再び夫が妖精の家に忍び込むと、とうとう妖精に見つかってしまいました。 妖精の残酷な取り引き 夫は必死になって弁解します。 すると妖精は「それなら好きなだけ摘んで行け。 しかし生まれてくる子供を私によこすのだ」と言います。 夫は妖精のあまりに恐ろしい雰囲気に負けてしまい、その取引に応じてしまったのです。 その後、夫婦の間に髪の長い美しい女の子、ラプンツェルが生まれます。 そして、約束通り生まれたてのラプンツェルを妖精に渡してしまうのです。 12歳になったラプンツェルは、妖精によって森の奥にある、入り口や階段もない高い塔に幽閉されてしまいました。 妖精は、塔の下から呼ぶと、ラプンツェルの長い金髪を窓から下に下げ、その髪をつたって妖精は登って行きました。 ラプンツェルと王子の密会 ある日、偶然森の中を歩いていた王子がラプンツェルを見つけます。 ラプンツェルが歌う美しい歌声に誘われてやってきたのでした。 しかし、入り口のない塔にどうやってのぼれば良いかわかりません。 王子は何度もラプンツェルの様子を見に来ていましたが、ある時妖精が彼女の髪をつたって塔に登るところを目にしたのです。 妖精はいつものように「ラプンツェル!おまえの髪をたらしておくれ」と叫びます。 ある日、王子は妖精と同じ呼び声をラプンツェルに呼びかけます。 すると、長い髪が下りてきたため、王子はその髪をつたって塔の中に入りました。 突然目の前に現れた王子にラプンツェルは驚きます。 ラプンツェルは王子がとても気に入り、「毎日塔へいらしてください。 私の髪の毛で引いてさしあげます」と王子に告げました。 それからというもの、王子とラプンツェルは逢瀬を繰り返し、2人の時間を過ごしました。 当然、妖精はラプンツェルが夜な夜な塔に男を引き入れているとは気づきませんでした。 ところがある日、ラプンツェルは妖精に言います。 「名づけ親のおばさん。 どうしてだか私のお洋服がきつくなっちゃって、体に合わなくなってしまったの」と。 これによって妖精はラプンツェルの妊娠を知り、王子との関係を知ることになります。 裏切られたことに激怒した妖精は、ラプンツェルの髪を切り落とし、そのまま荒野に追い出してしまったのです。 捨てられてしまったラプンツェルは厳しい環境の中で、男女の双子を生みました。 王子の悲劇と結末 そんな状況を何も知らない王子は、いつものようにラプンツェルの髪をつたって塔の中に入ります。 しかし、それはラプンツェルではなく妖精が切ったラプンツェルの髪を垂らしていたのでした。 待っていたのはラプンツェルではなく妖精だと分かった王子は驚きます。 そして妖精は、「もうお前のラプンツェルはここには居ない」と王子に言うのでした。 妖精にすべてを聞かされた王子は絶望し、塔から飛び降りてしまいます。 命は助かりましたが、飛び降りた衝撃で両目が抜けて失明してしまいました。 王子は目が見えないまま、ラプンツェルを探すように森の中をさまよい歩きます。 そして、数年後、王子は偶然にもラプンツェルがいる荒地に辿りつきます。 そこで2人は再会し、喜びのあまり涙したラプンツェルの涙が王子の目にかかりました。 すると、王子は視力を取り戻し、また目が見えるようになったのです。 ラプンツェルと子供たちは王子の国に帰り、2人は永遠に幸せに暮らしました。 ディズニー映画はラプンツェル原作の性的・過激な描写はカット 初版原作はきわどい内容だった? 『ラプンツェル』原作を含むグリム童話は、昔からあるドイツのメルヘン小説。 作者のグリム兄弟は、子供が見る童話という観点から、なるべく物語に性的要素を入れないように修正しています。 しかし、これまでのあらすじでわかるように、『ラプンツェル』初版原作では性的描写がハッキリと書かれていている部分もありました。 例えば、王子と頻繁に会っていたラプンツェルが「洋服がきつくなっちゃった」と妖精に言うフレーズ。 この表現は、児童小説にふさわしくないと言うことで、それ以降の物語の文章では「王子はとても軽いのに、なぜお母さんはこんなに重いの?」という内容に変更となっています。 ラプンツェルが夜な夜な王子を自分の塔に招き入れ、その結果として妊娠してしまう…という内容は、やはり親御さんも心配になるはずです。 そのため、初版以降の『ラプンツェル』では子供でも安心して読めるように、性的描写や過激なシーンはすべてカットされているんです。 現代よりも子供の純潔が重んじられていた19世紀のヨーロッパでは、ラプンツェル原作はかなりの批判を浴びた作品でもあったようです。 『塔の上のラプンツェル』のタイトルは複数候補があった 複数あるラプンツェルのタイトル 私たちがよく知る『ラプンツェル』は、ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』で定着していますよね。 しかし、『塔の上のラプンツェル』の英名は『Rapunzel』ではなく『TANGLED』というタイトルなんです。 グリム童話の原題は『ラプンツェル(Rapunzel)』であり、他にも『髪長姫(かみながひめ)』とも呼ばれています。 ディズニー映画も原題どおり『ラプンツェル(Rapunzel』というタイトルで公開を決定していました。 しかし、「からまっている・もつれている」という意味の「Tangled」というタイトルの方が注目されやすいという理由から、『TANGLED』へと変更されたようです。 民話でお決まりの悪者には天罰 『ラプンツェル』原作を含むグリム童話では、度々残酷なシーンが登場します。 例えば、グリム版『シンデレラ』では、いじわるな姉妹が王子と結婚するためガラスの靴をむりやり履くシーンがありますよね。 当然靴のサイズと足のサイズが合わないので、なんとナイフで自分のかかとを少し切り落としてしまいます。 また、『白雪姫』では、王子と白雪姫の結婚式でいじわるなお妃に焼けた靴を履かせ死ぬまで踊り続けさせるシーンもあります。 児童向け小説とはいえ、このようにかなり残忍なシーンが描かれているのです。 今回の『ラプンツェル』原作についても、少女を妊娠させてしまった王子は塔から落とされ両目が飛び出し失明してしまうなど、だいぶ残酷な懲罰が下されています。 愛し合っている2人とはいえ、未婚の少女を妊娠させてしまった王子には罰が下ってしまったということなのです。 また、ラプンツェル自身も長い髪の毛を切られてしまい、荒野に追放されるという懲罰を受けてしまいます。 このように、昔の童話の中では悪いことをした人に対して、最後にひどい天罰が下るという勧善懲悪(かんぜんちょうあく)の法則があるのかもしれませんね。 筆者個人の意見ですが、自分の野菜を盗まれたとは言え、2人の夫婦から産まれたばかりの赤ちゃん(ラプンツェル)を奪った妖精には、なぜ罰が与えられないのか…という点は少し疑問に残るところです。 12歳でラプンツェルが幽閉された理由 元ネタと違う部分はどこ? 実は、『ラプンツェル』原作のグリム童話には、いくつか元ネタがあります。 その中でも、1790年代のフリードリッヒ・シュルツの小説で、フランスの女性が書いた小説『ペルシネット』が有名です。 ストーリーはほぼ一緒で、妊娠した妻が妖精の庭で育った植物を盗み食いしてしまい、妖精に赤ん坊を連れ去られ、少女は塔で暮らすという内容。 しかし、元ネタのストーリーでは妖精の庭にあった植物はラプンツェルではなく、なんとパセリ! 妊娠した妻は、このパセリをおいしそうに食べていたということになります。 実は、パセリは妊婦さんにとって良くない食べ物なのです! パセリに含まれるアピオール成分というものがあり、中世ヨーロッパでは堕胎薬として流通していたのだとか。 イタリアではパスタ料理などに多くのパセリが使われているのですが、今でも妊婦さんは食べない方が良いと言われているようです。 特に何の意図もないとは思いますが、あえて妖精がパセリを育てていたとしたら…と考えると身震いしてしまいますよね。 ラプンツェルの由来とは ラプンツェルの名前の由来 『ラプンツェル』原作主人公の少女は「ラプンツェル」という名前ですが、最初物語を見た時に変わった名前だなぁと思った方も多いはず。 最初にご説明したように、物語は子供を授かった妻が妖精の庭で育てている野菜が食べたくなり、夫に取ってきて食べさせてもらうというお話です。 その野菜こそがラプンツェルと呼ばれる菜の一種なんですね。 実は、古くからの民話では、妖精や魔女の庭で育つ野菜やハーブを妊婦さんが勝手に食べてしまい、罰として赤ん坊をとられてしまうというお話が多かったそうです。 そして自分の子供に野菜の名前をつける風習もあったのだとか。 では、このラプンツェルとは一体どんな野菜なのでしょうか。 ラプンツェルは、チシャに当たる野菜で、ようはレタス。 確かに、妊婦さんにとってサッパリとしたレタスは食欲が無くても食べやすいですよね。 まとめ いかがだったでしょうか? 『塔の上のラプンツェル』のグリム初版原作のあらすじと原作にまつわるトリビアをご紹介しました。 とても生々しい描写が多く、子供向けではないグリム童話ですが、実は初版が一番キツイ内容だったことがわかりますね。 そして、私たちが知っているディズニープリンセス「ラプンツェル」はお姫様でしたが、グリム版のラプンツェルは一般庶民の娘でした。 ロマンチックなラプンツェルのお話も素敵ですが、原作を読んでみることで、また違った観点から『塔の上のラプンツェル』を楽しめるのではないでしょうか? ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」.

次の

【ラプンツェル】ゴーテルの最後は?正体とかわいそうな過去を考察

ラプンツェル 兄弟

『塔の上のラプンツェル』がついに実写化? 『塔の上のラプンツェル』の原作は、あのグリム兄弟が手掛けたドイツ児童書の『ラプンツェル』。 グリム童話とは、ドイツのグリム兄弟がドイツ周辺の古い民話を元ネタに、修正や加筆を加え出版した子供向けの童話集です。 元々グリム童話はとても生々しく残酷な描写が多いことから、周囲の批判も多かったんですね。 そのため、現在私たちが読んでいるグリム童話は、初版に修正を加えたものがほとんどなのです。 初版原作の『ラプンツェル』でも性的描写が使われていたり、残酷な内容ばかりなので、とてもお子様に聞かせられるような内容ではありませんでした。 そんな『ラプンツェル』は大きく分けると3種類があります。 過激な原作を紹介する前に、ディズニー版のあらすじからおさらいしていきましょう! ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』 魔法の力がある金色の長い髪を持つ少女ラプンツェル。 森の奥の高い塔に住むラプンツェルは、母親だと思い込んでいる魔女のゴーテルにの命令により、18年もの間、一度も外の世界を知らずに過ごしてきました。 しかし、ラプンツェルはいつか必ず外の世界に行くことを夢みています。 ラプンツェルが18歳の誕生日を迎える前日、大泥棒のフリンが身を隠すため塔にやってきました。 そこで、ラプンツェルはフリンにお願いをして、一緒に外の世界へ行くことを決意します。 外の世界を初めて体験したラプンツェルと、彼女に惚れたフリン・ライダー。 少しずつ2人の運命が変わっていくという、夢と冒険溢れるラブストーリーです。 【あらすじ】 ・ 【ラプンツェル】 ・ 【フリン】 ・ グリム初版原作『ラプンツェル(Rapunzel)』のあらすじ 初版原作『ラプンツェル』のあらすじ ディズニー版ではロマンチックに描かれていた『塔の上のラプンツェル』。 続いて、子供向けではないと言われているグリム初版原作『ラプンツェル(Rapunzel)』のあらすじをご紹介します。 過激な描写が特徴の、お子様NGの物語です。 夫婦とラプンツェル 昔、子どもが欲しいと思いながらも、なかなか授からない夫婦がいました。 ある時、その夫婦はやっとはじめての子供を授かりました。 お腹に子供がいる妻は、隣に住んでいる妖精(第2版以降のストーリーでは魔女)のお庭で育っている野菜が食べたくて仕方なくなりました。 その野菜は、「ラプンツェル」という名前の品種でした。 だんだんと体調が悪くなる妻は、食事が思うように摂れなくなってきてしまいます。 そして、妻は「ラプンツェルを食べられなければ私は死んでしまう」と夫に言うのでした。 日に日に弱っていく妻を見た夫は、妖精が育てているラプンツェルを盗み、妻に食べさせました。 妻はラプンツェルの美味しさがクセになり、もっと食べたいと夫に言うのでした。 そして、次の日再び夫が妖精の家に忍び込むと、とうとう妖精に見つかってしまいました。 妖精の残酷な取り引き 夫は必死になって弁解します。 すると妖精は「それなら好きなだけ摘んで行け。 しかし生まれてくる子供を私によこすのだ」と言います。 夫は妖精のあまりに恐ろしい雰囲気に負けてしまい、その取引に応じてしまったのです。 その後、夫婦の間に髪の長い美しい女の子、ラプンツェルが生まれます。 そして、約束通り生まれたてのラプンツェルを妖精に渡してしまうのです。 12歳になったラプンツェルは、妖精によって森の奥にある、入り口や階段もない高い塔に幽閉されてしまいました。 妖精は、塔の下から呼ぶと、ラプンツェルの長い金髪を窓から下に下げ、その髪をつたって妖精は登って行きました。 ラプンツェルと王子の密会 ある日、偶然森の中を歩いていた王子がラプンツェルを見つけます。 ラプンツェルが歌う美しい歌声に誘われてやってきたのでした。 しかし、入り口のない塔にどうやってのぼれば良いかわかりません。 王子は何度もラプンツェルの様子を見に来ていましたが、ある時妖精が彼女の髪をつたって塔に登るところを目にしたのです。 妖精はいつものように「ラプンツェル!おまえの髪をたらしておくれ」と叫びます。 ある日、王子は妖精と同じ呼び声をラプンツェルに呼びかけます。 すると、長い髪が下りてきたため、王子はその髪をつたって塔の中に入りました。 突然目の前に現れた王子にラプンツェルは驚きます。 ラプンツェルは王子がとても気に入り、「毎日塔へいらしてください。 私の髪の毛で引いてさしあげます」と王子に告げました。 それからというもの、王子とラプンツェルは逢瀬を繰り返し、2人の時間を過ごしました。 当然、妖精はラプンツェルが夜な夜な塔に男を引き入れているとは気づきませんでした。 ところがある日、ラプンツェルは妖精に言います。 「名づけ親のおばさん。 どうしてだか私のお洋服がきつくなっちゃって、体に合わなくなってしまったの」と。 これによって妖精はラプンツェルの妊娠を知り、王子との関係を知ることになります。 裏切られたことに激怒した妖精は、ラプンツェルの髪を切り落とし、そのまま荒野に追い出してしまったのです。 捨てられてしまったラプンツェルは厳しい環境の中で、男女の双子を生みました。 王子の悲劇と結末 そんな状況を何も知らない王子は、いつものようにラプンツェルの髪をつたって塔の中に入ります。 しかし、それはラプンツェルではなく妖精が切ったラプンツェルの髪を垂らしていたのでした。 待っていたのはラプンツェルではなく妖精だと分かった王子は驚きます。 そして妖精は、「もうお前のラプンツェルはここには居ない」と王子に言うのでした。 妖精にすべてを聞かされた王子は絶望し、塔から飛び降りてしまいます。 命は助かりましたが、飛び降りた衝撃で両目が抜けて失明してしまいました。 王子は目が見えないまま、ラプンツェルを探すように森の中をさまよい歩きます。 そして、数年後、王子は偶然にもラプンツェルがいる荒地に辿りつきます。 そこで2人は再会し、喜びのあまり涙したラプンツェルの涙が王子の目にかかりました。 すると、王子は視力を取り戻し、また目が見えるようになったのです。 ラプンツェルと子供たちは王子の国に帰り、2人は永遠に幸せに暮らしました。 ディズニー映画はラプンツェル原作の性的・過激な描写はカット 初版原作はきわどい内容だった? 『ラプンツェル』原作を含むグリム童話は、昔からあるドイツのメルヘン小説。 作者のグリム兄弟は、子供が見る童話という観点から、なるべく物語に性的要素を入れないように修正しています。 しかし、これまでのあらすじでわかるように、『ラプンツェル』初版原作では性的描写がハッキリと書かれていている部分もありました。 例えば、王子と頻繁に会っていたラプンツェルが「洋服がきつくなっちゃった」と妖精に言うフレーズ。 この表現は、児童小説にふさわしくないと言うことで、それ以降の物語の文章では「王子はとても軽いのに、なぜお母さんはこんなに重いの?」という内容に変更となっています。 ラプンツェルが夜な夜な王子を自分の塔に招き入れ、その結果として妊娠してしまう…という内容は、やはり親御さんも心配になるはずです。 そのため、初版以降の『ラプンツェル』では子供でも安心して読めるように、性的描写や過激なシーンはすべてカットされているんです。 現代よりも子供の純潔が重んじられていた19世紀のヨーロッパでは、ラプンツェル原作はかなりの批判を浴びた作品でもあったようです。 『塔の上のラプンツェル』のタイトルは複数候補があった 複数あるラプンツェルのタイトル 私たちがよく知る『ラプンツェル』は、ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』で定着していますよね。 しかし、『塔の上のラプンツェル』の英名は『Rapunzel』ではなく『TANGLED』というタイトルなんです。 グリム童話の原題は『ラプンツェル(Rapunzel)』であり、他にも『髪長姫(かみながひめ)』とも呼ばれています。 ディズニー映画も原題どおり『ラプンツェル(Rapunzel』というタイトルで公開を決定していました。 しかし、「からまっている・もつれている」という意味の「Tangled」というタイトルの方が注目されやすいという理由から、『TANGLED』へと変更されたようです。 民話でお決まりの悪者には天罰 『ラプンツェル』原作を含むグリム童話では、度々残酷なシーンが登場します。 例えば、グリム版『シンデレラ』では、いじわるな姉妹が王子と結婚するためガラスの靴をむりやり履くシーンがありますよね。 当然靴のサイズと足のサイズが合わないので、なんとナイフで自分のかかとを少し切り落としてしまいます。 また、『白雪姫』では、王子と白雪姫の結婚式でいじわるなお妃に焼けた靴を履かせ死ぬまで踊り続けさせるシーンもあります。 児童向け小説とはいえ、このようにかなり残忍なシーンが描かれているのです。 今回の『ラプンツェル』原作についても、少女を妊娠させてしまった王子は塔から落とされ両目が飛び出し失明してしまうなど、だいぶ残酷な懲罰が下されています。 愛し合っている2人とはいえ、未婚の少女を妊娠させてしまった王子には罰が下ってしまったということなのです。 また、ラプンツェル自身も長い髪の毛を切られてしまい、荒野に追放されるという懲罰を受けてしまいます。 このように、昔の童話の中では悪いことをした人に対して、最後にひどい天罰が下るという勧善懲悪(かんぜんちょうあく)の法則があるのかもしれませんね。 筆者個人の意見ですが、自分の野菜を盗まれたとは言え、2人の夫婦から産まれたばかりの赤ちゃん(ラプンツェル)を奪った妖精には、なぜ罰が与えられないのか…という点は少し疑問に残るところです。 12歳でラプンツェルが幽閉された理由 元ネタと違う部分はどこ? 実は、『ラプンツェル』原作のグリム童話には、いくつか元ネタがあります。 その中でも、1790年代のフリードリッヒ・シュルツの小説で、フランスの女性が書いた小説『ペルシネット』が有名です。 ストーリーはほぼ一緒で、妊娠した妻が妖精の庭で育った植物を盗み食いしてしまい、妖精に赤ん坊を連れ去られ、少女は塔で暮らすという内容。 しかし、元ネタのストーリーでは妖精の庭にあった植物はラプンツェルではなく、なんとパセリ! 妊娠した妻は、このパセリをおいしそうに食べていたということになります。 実は、パセリは妊婦さんにとって良くない食べ物なのです! パセリに含まれるアピオール成分というものがあり、中世ヨーロッパでは堕胎薬として流通していたのだとか。 イタリアではパスタ料理などに多くのパセリが使われているのですが、今でも妊婦さんは食べない方が良いと言われているようです。 特に何の意図もないとは思いますが、あえて妖精がパセリを育てていたとしたら…と考えると身震いしてしまいますよね。 ラプンツェルの由来とは ラプンツェルの名前の由来 『ラプンツェル』原作主人公の少女は「ラプンツェル」という名前ですが、最初物語を見た時に変わった名前だなぁと思った方も多いはず。 最初にご説明したように、物語は子供を授かった妻が妖精の庭で育てている野菜が食べたくなり、夫に取ってきて食べさせてもらうというお話です。 その野菜こそがラプンツェルと呼ばれる菜の一種なんですね。 実は、古くからの民話では、妖精や魔女の庭で育つ野菜やハーブを妊婦さんが勝手に食べてしまい、罰として赤ん坊をとられてしまうというお話が多かったそうです。 そして自分の子供に野菜の名前をつける風習もあったのだとか。 では、このラプンツェルとは一体どんな野菜なのでしょうか。 ラプンツェルは、チシャに当たる野菜で、ようはレタス。 確かに、妊婦さんにとってサッパリとしたレタスは食欲が無くても食べやすいですよね。 まとめ いかがだったでしょうか? 『塔の上のラプンツェル』のグリム初版原作のあらすじと原作にまつわるトリビアをご紹介しました。 とても生々しい描写が多く、子供向けではないグリム童話ですが、実は初版が一番キツイ内容だったことがわかりますね。 そして、私たちが知っているディズニープリンセス「ラプンツェル」はお姫様でしたが、グリム版のラプンツェルは一般庶民の娘でした。 ロマンチックなラプンツェルのお話も素敵ですが、原作を読んでみることで、また違った観点から『塔の上のラプンツェル』を楽しめるのではないでしょうか? ディズニー映画なら「Disney+(ディズニープラス)」.

次の

原作『塔の上のラプンツェル』のグリム版が怖すぎwディズニー映画との違いを比較してみた!

ラプンツェル 兄弟

ゴーテルは、本来の姿は400歳の老婆です。 塔の上のラプンツェルでゴーテルの年齢って何歳何だろう? — Rocket3106 rocket3106 ラプンツェルが「どんな病気も治す金色の花」の力を宿して生まれてきてからは、ラプンツェルを誘拐して塔の中に閉じ込めてその力を独占し、美貌を保っていました。 外の世界がどんなに恐ろしく、ラプンツェルがいかに無力かを言い含めており、外の世界にはいかない方がいいと思い込ませています。 ラプンツェルには自分が娘をどんなに大事に思っているか、都合よく言葉巧みに信じ込ませています。 しかし、物語終盤で自分が王女だと思い出したラプンツェルを監禁しようとしていたところ、ラプンツェルを助けにきたユージーンにラプンツェルの髪の毛を切り落とされてしまいます。 ラプンツェルの髪の毛の力がなくなり、魔法が解けた事により保ってきた若さと美貌を失ってしまいます。 また、パスカルの機転で塔から転落し、灰となって消滅してしまいました。 ゴーテルが魔法を使えないのは、彼女の過去に理由があるようです。 ゴーテルの過去を知ると、この映画の見方が少し変わってくるかもしれません。 ゴーテルの正体とかわいそうな過去 長女:ヘーゼル・・・青の目と銀髪の内気で優しい女の子 次女:プリムローズ・・・緑の目と鮮やかな赤毛の元気な子 三女:ゴーテル・・・大きな黒い目と豊かな黒髪の理知的な子 母の マネアは、金色の魔法の花(金の花)により永遠の若さを保っていました。 魔女の世界では、そっくりの三つ子は神々に愛され、魔力も数倍になるとされていました。 しかし、ゴーテル達は姿や性格が全く違うため、できそこないだと思われていました。 母親のマネアは、一日の大半を地下室で魔術に没頭してゴーテル達をほったらかしにしていました。 ゴーテルは姉たちが大好きな優しい女の子でしたが、母の跡を継いで死者の女王になりたいと思っていました。 ゴーテルは、魔法を教えてくれない母親に不満を持っていて、永遠に死なない人生をどう過ごせばいいのか、森の外の世界を見たい、自分の人生を生きたいと思う描写も描かれています。 ゴーテルが魔法を使えない理由 母親のマネアは、三姉妹に血を飲ませて 魔法の力を授けようとします。 しかし、嫌がるプリムローズを亡き者にしようとしたため、助けようとしたゴーテルがランプの火を金色の花に投げ込んだことで、マネアの美しい顔が老けて、炎に包まれて消えてしまいます。 母親を手にかけたゴーテルは、罪悪感と後悔で悩みながら三人姉妹で仲良く暮らそうとしますが、母親の呪いの竜巻によってヘーゼルとプリムローズが弱っていき、二人の姉も失ってしまいます。 ゴーテルが魔女なのに魔法を使えないのは、血を分けてもらう前に、母親のマネアが消滅してしまったためでした。 ゴーテルの目的 ゴーテルは、金色の花を利用して、ヘーゼルとプリムローズを復活させようとします。 しかし、魔法を使えないゴーテルはマーサ、ルビー、ルシンダという3人の魔女に、騙されて金色の花の大半を奪われていしまいます。 そして、映画「塔の上のラプンツェル」の冒頭、コロナ王国の兵隊が最後の金色の花を取りにやってきます。 こうして、全ての金色の花を失ったゴーテルは、 若さを保つため、二人の姉妹を生き返らせるため、魔法の力の宿ったラプンツェルを誘拐します。 そしてラプンツェルが18歳になり魔法の力が大きくなるまでの間ラプンツェルを塔の上に監禁し、育ててきたのです。 また、ゴーテルは、3人の魔女に協力をしてもらい、魔術でラプンツェルの記憶を消し、ずっと前から塔に住んでいると思わせ、自分を愛してくれているのは母親のゴーテルだけ、という考えにさせる魔法をかけています。 ゴーテルの愛情 自分の若さと美貌を保つためにラプンツェルを塔の上に閉じ込めてきたゴーテル。 一見、傲慢で自分勝手に思えますが、こんな意見も。 ラプンツェルは素直で優しい人ですがそんな子に育てたのは悪役ゴーテルです。 1人で編み物や料理は覚えられません。 全てゴーテルが18年間善悪を教え育ててきた。 決して愛がないと子育ては出来ません。 最後ゴーテルが塔から落ちるときに一瞬ラプンツェルが手を伸ばすカットに、それが集約されていると思う。 魔法を使えるわけでもなく、ディズニーのヴィランズ(悪役)の中では、悪役らしくない一面もあり「ラプンツェルを18年も育てたのにかわいそう」と言う声もあるようです。 とは言え、18年も自由を奪っていたのは愛情があったとしても許されることではありません。 ゴーテルには愛情があったと言う意見とは反対に、こんな意見も。 確かに、作品中ではゴーテルがラプンツェルの髪を触る場面は数回出てきます。 ゴーテルの過去から考えても、やはり「魔法の花」への執着心・愛情からラプンツェルを大事にしているのではないかと思います。 まとめ ゴーテルの正体は、 魔法の使えない魔女でした。 また、金の花を使って 若さを保ち、亡くなった姉二人を復活させるためにラプンツェルを利用していました。 最後は魔法が解けて400歳の老婆に戻り、 灰になり消滅してしまいました。 ゴーテルの過去を知ると少しかわいそうな気もします。 ゴーテルの過去と目的を見た上で映画「塔の上のラプンツェル」を見てみるとまた違った印象になりそうですね。 「塔の上のラプンツェル」関連記事.

次の